モトローダー
『モトローダー』(Moto Roader)は、1989年に日本コンピュータシステムから発売されたPCエンジン用レースゲーム。 上空視点からの見下ろし型レースゲームであり、最大5人まで同時プレイが可能となっている。ゲーム中に登場するレーシングカートのデザインは、テレビアニメ『超獣機神ダンクーガ』(1985年)等のメカニックデザインを手掛けた大張正己が担当している。 2004年にはWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて配信された他、バーチャルコンソール対応ソフトとして2007年にWii、2014年にはWii Uにて配信された。また、2013年にはひかりTVゲーム、G-cluster用ソフトとして発売された。後にPCエンジン用の続編として『モトローダーII』(1991年)、『モトローダーMC』(1992年)が発売されている。 ゲーム内容全8ステージを5人のプレイヤーでレースを行いステージポイントの合計を争う点は一般的なレースゲームと同様であるが、ステージ順位に応じてもらえる賞金によりサブオプション(ボディ、エンジン、ハンドル、タイヤ、燃料タンク、ニトロ、ホッパー、グレネード、ボンバー)が買える点が特徴となっている。また、画面後方に追いやられると前方にワープするようになっており、たとえスピードが遅い車であってもレース状況により逆転が可能であるようなゲーム設計となっている。 コースはデフォルトのコース1つのほか、4つの隠しコースが用意されている。 移植版
スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・6・7・6の合計26点(満40点)[15]、『マル勝PCエンジン』では4・5・6・5の合計20点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り21.19点(満30点)となっている[1]。 また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で233位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
脚注
参考文献
外部リンク
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