ライアン・マルハーン
ライアン・トーマス・マルハーン(Ryan Thomas Mulhern, 1980年11月29日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の元プロ野球選手(外野手)。 経歴・人物2003年、MLBドラフト11巡目でクリーブランド・インディアンスに入団。 ちなみに2000年と2002年の2度ドラフト指名を拒否したことがある。 2007年に3Aに昇格したが、メジャー出場は果たせずに2009年の2年間は独立リーグであるアトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズでプレーした。 2010年はチームメートに仁志敏久、ブレット・ハーパーがいた。 2011年は同じアトランティックリーグのサザンメリーランド・ブルークラブス、メキシカンリーグのサルティーヨ・サラペメーカーズで計65試合に出場し23本塁打を記録した[1]。その長打力に目を付けた埼玉西武ライオンズがシーズン途中で解雇したディー・ブラウンの代役として、7月19日に獲得を発表した[2]。登録名は「R.マルハーン」、背番号は24[3]。 8月5日に一軍に昇格し、同日の対福岡ソフトバンクホークス12回戦に6番・指名打者で先発出場すると、1打席目で岩嵜翔から同点ホームランを放った[4][5][6]。西武に所属した外国人選手の来日初打席初本塁打は、1999年6月25日のコーリー・ポール以来、球団史上4人目の記録である[7]。しかし、その後はこれといった結果を残せずに9月16日に一軍登録を抹消され[8]、10月21日に戦力外通告を受け退団した[9][10]。 2012年は前年所属したサルティーヨに復帰し、2013年の途中にはサザンメリーランド・ブルークラブスへ2年ぶりに復帰した[1]。 なお、西武は2012年5月1日の球団発表により稲尾和久の功績を称えて背番号24を球団初の永久欠番に指定した(この年はもともと空き番号だった)ため、マルハーンはライオンズの球団史上背番号24を着けた最後の選手となった[11]。 人物詳細情報年度別打撃成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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