リザンクシア
リザンクシア (Lyzanxia)は、フランス・アンジェのデスラッシュ/スラッシュメタルバンド。ダヴィッドとフランクのポトヴァン兄弟が中心で、2人がメインボーカルを執っている。リザンクスィアという表記が用いられることもある。 略歴1996年にダヴィッド・ポトヴァン(G,Vo)を中心に結成[1]。結成後少しして、ダヴィッドの弟フランク・ポトヴァン(G,Vo)が加入。同年中に1stデモ『Rip My Skin』をリリースしている。ダヴィッドとフランク以外には、ベーシストとドラマーが一人ずついたが、その2名は固定されず、メンバーチェンジが行われつつ活動を本格化していく[1]。1998年に、自主制作で1stアルバム『Lullaby』をリリース。同アルバムが好評で、フランス国内で大規模なツアーにも参加した[1]。同ツアーは、フランス国内の約100か所を回る大きなもので、マノウォーやメガデス、エッジ・オブ・サニティ、フィア・ファクトリー、マシーン・ヘッド、デフトーンズらとの共演も果たした[1]。 ツアー終了後、Trepan Recordsと契約。契約と同時期に、エグィル・ヴォイザン(B)、ウェルタス・キーリヤン(Ds)が加入[1]。フレドリック・ノルドストロームをプロデューサーに迎えて作成された、2ndアルバム『Eden』を2000年にリリース。日本では、サウンドホリックから日本盤がリリースされた。2002年3月から再びフレドリックをプロデューサーに迎えて3rdアルバム制作に取り掛かるが、ウェルタスが足を骨折し、レコーディングから外れる[1]。ウェルタスの代役として、スカーヴで活動し、後にソイルワークに加入するダーク・ヴェルビューレンが参加して、レコーディングが行われ、2003年に3rdアルバム『Mindcrimes』がリリース。日本では、キングレコードから2002年に先行発売された。 リリース後、ドラマーにガーエル・フェレ(Ds)が加入する。その後、エグィルが脱退し、ヴァンサン・ペルディカロ(B)が加入。2005年にはガーエルも脱退し、クレマン・デクロック(Ds)が加入。レーベルをリスナブル・レコードに移して、2006年に4thアルバム『UNSU』をリリース。2010年に5thアルバム『Locust』をリリースした。その後、クレマンが脱退し、クレマン・ルクセル(Ds)が加入した。 3rdアルバムに参加したダーク・ヴェルビューレンとダヴィッド、フランクのポトヴァン兄弟の3名は、サイドプロジェクトとして、プログレッシヴ・ブラックメタルバンド、Phaze Iを結成し、スカーレット・レコードからアルバムをリリースしている。 メンバー
旧メンバー
セッションメンバー
ディスコグラフィ
脚注外部リンク |