ロイ・ホジソン
ロイ・ホジソン(Roy Hodgson, 1947年8月9日 - )は、イングランド出身の元サッカー選手・サッカー指導者。 経歴クリスタル・パレスなどでプレーした後、スウェーデンのクラブチーム・ハルムスタッズBKで指導者としてのスタートを切る。以来、地元イングランドや北欧のクラブの監督を務め、1994年のFIFAワールドカップ・アメリカ大会ではスイス代表の指揮を執った。 その後もインテル・ミラノなどの監督を歴任し、2001年から2年間UAE、2006年から2007年にかけてフィンランドの代表監督をそれぞれ務め、2007年12月からはイングランド・プレミアリーグ・フラムFCの監督に就任した。 フラムでは、シーズン途中からの就任となった2007-08シーズンで残留に成功。2008-09シーズンは、DFブレデ・ハンゲラン、GKマーク・シュワルツァーらを中心に堅い守備陣を構築、リーグ7位でUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。翌シーズンはプレミアリーグ12位、FAカップで準決勝進出、UEFAヨーロッパリーグ準優勝というクラブ史上最も輝かしい成績を上げた。 2010年7月1日、ラファエル・ベニテス退任後のリバプールに引き抜かれ、監督就任。だが、クラブは2桁順位に沈み、2011年1月8日に解任された。2011年2月11日、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCの監督に就任。チームを再び残留へと導いた。 2012年5月1日、空席となっていたイングランド代表監督への就任が発表された[2]。UEFA EURO 2012ではグループリーグを突破し、準々決勝でイタリア代表に敗れた。2014 FIFAワールドカップではグループリーグで敗退したが、イングランド代表監督に留任した。UEFA EURO 2016ではグループリーグを突破し、ラウンドオブ16でアイスランド代表に敗れた後、イングランド代表監督を辞任した。 2017年9月、クリスタル・パレスFCの監督に就任[3]。粘り強くプレミアリーグに残留させ、2021年5月に2020-21シーズン終了後に退任することが発表された[4]。 2022年5月4日午後(現地時間)ケンブリッジ公爵ウィリアム王子から大英帝国勲章コマンダーを授与される。その際、降格圏にいたワトフォードFCの監督を今シーズン内で辞任し、監督業を引退する意思を表明した。 2023年3月21日、パトリック・ヴィエラの後任としてクリスタル・パレスの監督に就任、監督業に復帰した[5]。2024年2月19日、クリスタル・パレスの監督を辞任することを発表した[6]。 監督成績
タイトルクラブ個人
出典
外部リンク
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