ロマン・クイン
ロマン・トレダリアン・クイン(Roman Tredarian Quinn, 1993年5月14日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ガルフ郡ポートセントジョー出身のプロ野球選手(外野手)。右投両打。現在は、現在はフリーエージェント。 経歴プロ入りとフィリーズ時代2011年のMLBドラフト2巡目(全体66位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名されプロ入り。 2012年、傘下のA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズでプロデビュー。66試合に出場して打率.281、1本塁打、23打点、30盗塁を記録した。 2013年はA級レイクウッド・ブルークロウズでプレーし、67試合に出場して打率.238、5本塁打、21打点、32盗塁を記録した。 2014年はA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、88試合に出場して打率.257、7本塁打、36打点、32盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。 2015年はAA級レディング・ファイティン・フィルズでプレーし、58試合に出場して打率.306、4本塁打、15打点、29盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2016年、マイナーではルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズとAA級レディングでプレーし、2球団合計で77試合に出場して打率.276、6本塁打、25打点、36盗塁を記録した。9月11日にメジャー初昇格を果たし、同日のワシントン・ナショナルズ戦にて「2番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー(結果は3打数無安打)[2]。この年メジャーでは15試合に出場して打率.263、6打点、5盗塁を記録した。 2017年はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレーし、45試合に出場して打率.274、2本塁打、10打点、13盗塁を記録した。 2018年は2年ぶりにメジャーへ昇格し、50試合に出場して打率.267、2本塁打、12打点、10盗塁を記録した。 2019年は44試合に出場して打率.213、4本塁打、11打点、8盗塁を記録した。 2020年は41試合に出場して打率.213、2本塁打、7打点、12盗塁を記録した。 2021年は28試合に出場して打率.173、2打点、4盗塁を記録した。オフの11月29日にヨアン・ロペスの加入に伴ってDFAとなり、そのまま自由契約となった[3]。 2022年3月18日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]。その後シーズン開幕前に自由契約となり、4月9日にフィリーズとマイナー契約を結んだ。その後はAAA級リーハイバレーへ配属され、4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。6月1日にDFAとなり、5日に自由契約となった[6]。 ロイヤルズ傘下時代2022年6月9日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[7]。傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーしていたが、7月19日に自由契約となった[8]。 レイズ時代2022年7月21日にタンパベイ・レイズとメジャー契約を結んだ[9]。オフの11月10日にFAとなった[10]。 ガーディアンズ傘下時代2023年1月4日にクリーブランド・ガーディアンズとマイナー契約を結んだ。開幕はAAA級コロンバス・クリッパーズで迎えたが、15試合に出場して打率.177、0本塁打、6打点に終わり、5月9日に自由契約となった[11]。 ブルワーズ傘下時代2023年5月24日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[12]。6月19日にリリースされた[13]。 ロッキーズ傘下時代2023年7月29日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[14]。9月14日にリリースされた[15]。 プレースタイルマイナーでは2012年から毎年30盗塁前後を記録しているなどスピードスターとして注目され、俊足を売りとしている[16]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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