ローレンス・ジョン・フィッシュバーン (Laurence John Fishburne, 1961年 7月30日 - )は、アメリカ合衆国 の俳優 。ラリー・フィッシュバーンとも(Larry は Laurence の短縮型 )。1982年の『ロサンゼルス 』では Laurence John Fishburne III 名でクレジットされている。
来歴
2009年
ジョージア州 で生まれ、ニューヨーク で育つ。12歳よりソープ・オペラ に出演し、オフ・ブロードウェイ の舞台にも立つ。
18歳の時、フランシス・フォード・コッポラ の『地獄の黙示録 』に出演。
1988年 、アーノルド・シュワルツェネッガー 主演の『レッドブル 』で共演して広く知られた。
『TINA ティナ 』ではアカデミー主演男優賞 候補になり、『マトリックス 』三部作でのモーフィアス 役で有名となり、ハリウッド俳優としての確固たる地位を築いた。
2008年 8月 、降板するウィリアム・ピーターセン にかわって『CSI:科学捜査班 』第9シーズンから主演する事が発表された。『CSI』は2011年に降板している[ 2] 。これに伴い、フィッシュバーンの後任にはテッド・ダンソン が起用された。
日本のアニメ のファンであり、『マトリックス』には監督のウォシャウスキー兄弟 から「日本のアニメのライブアクション 版といった感じにしたい」という話を聞き自ら飛びついたという[ 3] 。好きなアニメは『AKIRA 』、『攻殻機動隊 』、『獣兵衛忍風帖 』、『北斗の拳 』、『クライング・フリーマン 』、『妖獣都市 』など[ 3] 。
私生活
1985年 、女優ハイナ・O・モスと結婚した。モスとの間にラングストン(1987年生)、モンタナ (1991年生)という2人の子供がいる。モンタナは2010年にポルノ女優 としてデビューしており、その事が原因でフィッシュバーンとは縁を切ったと報道された[ 4] [ 5] [ 6] 。モスとは1990年代に離婚している。2002年 9月22日 に『マトリックス リローデッド 』の撮影で出会った女優のジーナ・トレス と結婚した[ 7] 。トレスとの間にデリラ(2007年生)という子供がおり[ 8] 、ハリウッドで暮らしている[ 9] 。トレスとは2016年10月に別居し、2017年11月に離婚を申請[ 10] 。2018年4月16日に離婚が成立した[ 11] 。
主な出演作品
映画
テレビ
放映年
邦題 原題
役名
備考
吹き替え
1986
ヒルストリート・ブルース Hillstreet Blues
モーリス・ヘインズ
計1話出演
特捜刑事マイアミ・バイス MiamiVice
ケラー看守
第3シーズン第4話「潜入指令!地獄の刑務所」 ラリー・フィッシュバーン名義
笹岡繁蔵
1987
私立探偵スペンサー Spenser: For Hire
デビッド・ムカンデ
計1話出演
2008-2011
CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation
レイモンド・ラングストン博士
計61話出演
銀河万丈
2009
CSI:マイアミ CSI: Miami
第8シーズン第7話「CSI:トリロジー」
CSI:ニューヨーク CSI: NY
第6シーズン第7話「CSI:トリロジー」
2013-2015
ハンニバル Hannibal
ジャック・クロフォード
計39話出演
玄田哲章
2016
ROOTS/ルーツ Roots
アレックス・ヘイリー
ミニシリーズ、計3話出演
2017
Madiba
ネルソン・マンデラ
ミニシリーズ、計6話出演
—
2020
さらば! 2020年Death to 2020
ナレーター
Netflixテレビスペシャル
2021
MacGruber
General Barrett Fasoose
計7出演
—
さらば! 2021年Death to 2021
ナレーター
Netflixテレビスペシャル
2023
ムーンガール&デビル・ダイナソー Moon Girl and Devil Dinosaur
ビヨンダー ビル・フォスター
声の出演 兼製作総指揮
日本語吹き替え
主に担当しているのは、以下の人物である。
玄田哲章
『オセロ 』で初担当。最も多く吹き替えている。
石塚運昇
『理由 』(テレビ東京版)で初担当。玄田の次に多く吹き替えていた。
銀河万丈
『CSI:科学捜査班 』のレイモンド・ラングストン博士役などを担当。
このほかにも、内海賢二 、大塚明夫 、菅原正志 、江川央生 、菅生隆之 なども複数回、声を当てている。
脚注
外部リンク