ヴァンゲリス (ギリシア語 : Βαγγέλης 、[vaɲˈɟelis] 、Vangelis、本名:エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ (Ευάγγελος Οδυσσέας Παπαθανασίου [evˈaɲɟelos oðiˈseas papaθanaˈsiu] , Evángelos Odysséas Papathanassíou, 日本語表記は後述 )、1943年 3月29日 - 2022年 5月17日 )は、ギリシャ の音楽家(シンセサイザー奏者 ・作曲家 )である。
概要
1960年代 後半から2020年代 まで、音楽芸術など多方面で世界的に活動した音楽家である。
アメリカでは、1982年 に映画『炎のランナー 』の彼の音楽 が、第54回アカデミー賞 で作曲賞 を受賞し[ 1] 、シングルカットされたそのテーマ曲 がビルボード のヒットチャート でアルバム とシングル が1位[ 2] となった。1982年のリドリー・スコット 監督の映画『ブレードランナー 』でも音楽 を担当した。
活動拠点であるヨーロッパでは、1974年 に報道された[ 3] ロックバンドのイエス への加入騒動[ 注 1] 以前からソロ アルバムを発売している。1992年 のリドリー・スコット監督作品『1492 コロンブス 』のサウンドトラック盤 はドイツでアルバムを100万枚、シングルカットされた「新大陸発見/コロンブスのテーマ」を150万枚売上げ、ヨーロッパ17か国でゴールドディスク とプラチナディスク[ 4] を得て、『炎のランナー』を超えるヒットとなった[ 5] 。
オリジナルアルバムや映画音楽アルバムのほか、テレビ音楽、舞台音楽なども多数手がける。カール・セーガン 制作のドキュメンタリー テレビ番組 『コスモス(宇宙) 』でも、テーマ曲 として使用されたアルバム『天国と地獄 』からの一節や、アルバム『反射率0.39 』に収録されている「アルファ」などの作品が印象的に使用された。
日本では『コスモス』、邦画 『南極物語 』の音楽 、ほかに2002 FIFAワールドカップ の公式アンセム がオリコンチャート でシングルベスト10圏内となり、広く知られるが公式の訪日はない。(後述 )。
2000年代 以降は国際的なイベントに多く関わり、2000年シドニーオリンピック 閉会式でオリンピック旗 をオーストラリア からギリシャへ引き継ぐ際の音楽と指揮、2004年 にアテネオリンピック で公式エンブレムに付随するサウンドロゴ 、それぞれを手がけた。2001年 にNASA の火星探査計画の一つである2001マーズ・オデッセイ のテーマ音楽を担当し、関連してアテネ のゼウス神殿 で催されたライブイベント「Mythodea 」を手がけた[ 1] 。
略歴
1943年にギリシャ中部の港町ヴォロス で、画家の父と音楽家の母のもとに生まれる[ 6] 。4歳から独学でピアノ演奏と作曲を手掛け、6歳で自作曲の演奏会を開いた[ 1] 。高校在学時にプロとして音楽活動を始め、ジャズ バンド でヴィブラフォン 、ピアノ 、オルガン などを演奏した。高校卒業後は音楽学校などへ進学せず、美術学校で映画と美術を学んだ。音楽理論などはアリストテレスなる人物から個人教授を受けた。
1963年 にアテネでポップバンド「フォーミンクス」[ 注 2] を結成して多数のシングルを発表し、ギリシャ国内でヒットした。
1967年 に『5000 Lies』の音楽で初めて映画作品に関わる[ 1] 。
1968年 にギリシャの軍事クーデター を機に[ 6] 国際的な活躍の場を求め、デミス・ルソス 、ルカス・シデラス とロンドン を目指す[ 注 3] が、労働ビザ 不所持で入国拒否となり本来経由地のフランス へ逆送されて留められる。3人はパリ でアフロディテス・チャイルド (Aphrodite's Child) を結成し、発売したシングル〈Rain and Tears〉(邦題「雨と涙」)が大ヒット[ 6] してパリに居を定めてレコード会社と正式契約する。その後〈I Want to Live〉〈Spring, Summer, Winter and Fall〉などのヒットを発表する。1969年 にサンレモ音楽祭 に参加してヨーロッパを中心に人気を集めるが、アルバム『End of the World』と『It's Five O'Clock』を発表後、目指す音楽性でメンバーが対立して解散状態となる[ 注 4] 。レコード会社との契約を果たすため1972年 [ 注 5] に一時的に再結成し、兵役を終えたコロリス (Anargyros Koulouris ) も復帰して4人編成で『新約聖書 』の「ヨハネの黙示録 」を題材にした[ 7] 2枚組アルバム『666 』を制作した。
以後、ソロ活動を始めてパリを本拠に映画音楽やオリジナル作品を発表し、1973年 にオリジナルアルバム『アース 』をヨーロッパで発売する。1974年 にイギリスへ渡りロンドンで個人スタジオNEMO を開設し、RCAレコード と契約を結び、1975年 の『天国と地獄 』を初め、作品群を各国で発売する。
1975年にギリシャのハードロック バンドであるen:Socrates Drank the Conium のアルバム『Phos 』にプロデューサー 、キーボード 奏者として参加し、ハードロック色を廃して地中海 音楽を導入した本作は1976年 に発売された。
1974年 にリック・ウェイクマン (キーボード)の後任としてロックバンドのイエスへ加入を打診されたが、創作活動が制限されることを懸念し[ 7] 、ほかに当時のイギリス音楽業界組合は外国人を厳しく排除する方針であった[ 3] ことから、加入を断る。この時からジョン・アンダーソン (Jon Anderson) と交遊が始まり、以後は相互のアルバムにゲスト参加するなど交流して1979年 以降はジョン・アンド・ヴァンゲリス 名義でアルバムを共同で制作して発売している。
1980年代 に映画『炎のランナー』(1981年 )や『ブレードランナー』(1982年 )、日本で『南極物語 』(1983年 )などのサウンドトラック を手がけて話題となる。
1980年代半ばに拠点を再度パリに移すも、1989年 にギリシャへ帰国して以後アテネに居を定めて創作活動を続けた。
2022年 5月17日に、新型コロナウイルス感染症 の治療を受けていたフランスの病院で他界する。享年79歳であった[ 8] 。
音楽性
おもな音楽特性を下記する。本節は国内盤アルバムのライナーノーツや雑誌の評論などを参考に特記は都度注釈した。
メロディ
メロディはシンプルで美しく[ 9] 、強く印象に残るものが多い[ 10] 。ギリシャおよび地中海東部地域に古くから伝わる5音階旋法にもとづくメロディを用いる事があり、『炎のランナー』序奏 の「C」から「G」など完全5度 の飛躍を好む。
構成
シンフォニー の様に複数楽章で構成されてアルバム全体がひとつのコンセプトに貫かれているものが多い。『大地の祭礼 』や『マスク 』『エル・グレコ 』などは各パートに固有の題名をつけず、単にムーブメント+番号の構成としている。
作曲と編曲
ヴァンゲリスは楽譜の読み書きができないと発言している[ 6] 。作曲はマルチ・キーボード 形式で各種楽器を周囲に配置し[ 11] 、それらを即興的に演奏しながらスタジオで多重録音して楽曲を造形する。編曲 はシンセサイザー や各楽器を縦横に駆使した多彩で重厚な仕上げが多く、アナログ時代は「ヤマハ・CS-80 」や各ポリフォニックシンセサイザー でオーケストラ のような厚みや広がりを得ることを得意とした。さまざまな民族楽器 や打楽器 類で独特の色彩や香りを盛り込むアレンジも多い。ジャズ の様なインプロヴィゼーション や現代音楽 などの実験的アプローチも得意で、1970年代 のライヴ公演もほとんどが即興演奏 であった。この作編曲方法をヴァンゲリス自身は「自然発生的音楽 (Spontaneous Music)」と称する。
ジャンル
ジャンルを超越する場合が多い。オリジナルアルバム作品[ 注 6] に対するレコードレーベル の分類[ 注 7] も、所属会社や時期により相違がある。
ジャズ奏者
シンセサイザーと出会うまでは主にピアノとオルガン、ヴァイブ、パーカッション などを演奏していた。1964年 から1965年 ごろにギリシャのジャズピアニストGeorge Theodossiadisのカルテット でヴィブラフォンを演奏した録音が、ギリシャでCD (Legend/El Capitan 2201556072) として発売されている。本作はスタンダードナンバー からボサノヴァ まで幅広いジャンルで即興しており、ヴァンゲリスのもっとも古い録音と推察できる。
主要作品
長期間、充実して活動を続けており作品数は膨大だが、名作とされる作品や転機となった作品を記す。文中記載のチャート順位は『ダイレクト 』の記述よる。
RCA以前
雨と涙(Rain and Tears/シングル) ‐ 1968年 に発売されたアフロディテス・チャイルドのシングル。本作がヨーロッパ全域でヒット[ 6] して 、バンドはさらに活動が継続された。パッヘルベル の有名な「カノン 」を下敷きにしている。
666 ‐ 一度解散したアフロディテス・チャイルド が一時的に再結成して1972年[ 注 5] に制作したアルバム。バンドによるアルバムだが全曲をヴァンゲリスが作曲した。兵役を終えたコロリスがメンバーに復帰してギターを演奏している。
アース (Earth) ‐ 1973年 に発売されたヴァンゲリスの実質的な初のオリジナル・ソロ・アルバム[ 注 8] 。
RCA
占い結果発表のBGMなどバラエティ番組で使用された楽曲が多い。
ポリドール
ワーナー・ミュージック
作品や経歴に関する特記事項
1964年から1966年 頃にギリシャで、オルガン奏者として在籍したポップバンドである。
ギリシャ版ビートルズの様なバンドで、ギリシャ国内で9枚のシングルを発表してヒットチャートを賑わした。英語の歌詞が大半で、多くをヴァンゲリスが作曲して全22曲を発売した。リードボーカルを務めたTASSOS PAPASTAMATISがフランスでソロシンガーとしてデビューする際に楽曲 Days of Loveを提供している。
アフロディテス・チャイルド
フォーミンクス解散後にヴァンゲリスが結成したAphrodite's Child は『Rain and Tears』『It's Five O'Clock』『666 』の3アルバムと11枚のシングルを発表した。
映画音楽
ロンドンにて(2012年)
ギリシャ時代から多くの映画音楽を手がけているが、1970年代から始まったフレデリック・ロッシフ(Frédéric Rossif , フランスのドキュメンタリー映画監督)との共同作業は1989年にロッシフが他界するまで続いた。アルバムとして正規発売されたものは『動物の黙示録 』、『野生の祭典 』、『野生 』などがあるが、そのほかにもロッシフ作品のために多数の音楽を作曲している。ロッシフの他作品に用いた音楽を流用している事例も多い。
1980年代以降の『炎のランナー』や『ブレードランナー』が広く知られる。『炎のランナー』はビルボードチャートのシングルとアルバムで全米No.1となり、ヴァンゲリスにとって唯一の全米No.1シングル/アルバムで、インストゥルメンタル 唯一の全米No.1アルバムでもある。
『ブレードランナー』は、映画のクレジット画面ではオリジナル・サウンドトラック盤 の発売が示唆されていたものの、ヴァンゲリス自身が「当時の他の活動と異なる音楽性で制作された」という理由で発売を急遽拒否して発売されなかった。1992年の『ブレードランナー・ディレクターズカット』の公開に伴い1994年に公式CDが発売されている。
「映画音楽家とは思われたくない」[ 12] 、「イエスに加入すれば自分のアルバムも売れるだろうが、そういった事には興味は無い」[ 7] などの発言で示される様に、商業的成功に重きを置いていない。サウンドトラック盤も映像と切り離して劇伴をそのままアルバムとしていない。新たに収録曲順を変更する、『炎のランナー』では映画本編に提供した楽曲を編曲・演奏し直す、『ブレードランナー』では本編で使用されなかったアルバム向きの曲を収録する、本編で印象的に使用されながらアルバム向きでない曲を収録しない、など試行を重ねて独立した音楽作品として成立させている。
スポーツ・イベント
オリンピック を始めとして様々なスポーツイベントでヴァンゲリスの楽曲が起用されている。日本で2002年 3月にシングルとして発売された2002 FIFAワールドカップ の公式アンセム は、開催期間である2002年6月のテレビ放送などで頻繁に使用され、オリコンチャートでJ-POP のヒット曲とともにシングルの総合トップ10圏内となった。2004年アテネオリンピック誘致活動のアニメーション サウンドトラック、2000年シドニーオリンピック閉会式、1997年世界陸上競技選手権大会 開会式の音楽、なども担当している。2012年ロンドンオリンピック で表彰式のメダル授与時に「炎のランナー」のテーマ曲が使用された。
雑記
2006年 のアメリカ映画『ホリデイ (The Holiday)』の作中で、映画音楽の作曲家マイルズがDVD ショップで『炎のランナー』のDVDを手に持ちながら、主人公のアマンダに「ヴァンゲリスの音楽だよ。彼は電子音楽を取り入れた草分け的な存在なんだ」と語るシーンがある。
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム
題名
リリース
レーベル
分類
特記事項
Sex Power
1970年
Phillips
サウンドトラック
個人名義による初のアルバム、日本未発売
Fais Que Ton Rêve Soit Plus Long Que La Nuit (Poème Symphonique )
1972年
Reprise Records
オリジナル
1968年のフランス五月革命 (学生騒乱)をテーマとした作品、日本未発売
動物の黙示録 L'Apocalypse des Animaux
1973年
Polydor
サウンドトラック
フランスのTV番組用音楽、F.ロッシフ監督作品
アース Earth
1973年
Vertigo
オリジナル
ヴァンゲリス初の本格的オリジナルアルバム[ 注 8]
天国と地獄 Heaven and Hell
1975年
RCA
オリジナル
日本を含め世界的に発売されたRCA移籍後第1作、ジョン・アンダーソンがヴォーカルで参加
イグナチオ /奇蹟のランナーIgnacio / Entends-Tu Les Chiens Aboyer?
1975年
Polydor
サウンドトラック
Francois Reichenbach監督のメキシコ映画『Entends-Tu Les Chiens Aboyer?』のサントラ、海外版は映画原題をタイトルとしたCDも存在
野生の祭典 La Fete Sauvage
1976年
Polydor
サウンドトラック
F.ロッシフ監督作品のための音楽
反射率0.39 Albedo 0.39
1976年
RCA
オリジナル
RCA2作目
螺旋 Spiral
1977年
RCA
オリジナル
RCA3作目
霊感の舘 Beaubourg
1978年
RCA
オリジナル
RCA最後の作品、全編、前衛音楽的インプロヴィゼーション
白羊宮の巨星 The Best of Vangelis
1978年
RCA
ベストアルバム
RCAのアルバム4枚から選曲
野生 Opera Sauvage
1978年
Polydor
サウンドトラック
ジョン・アンダーソンがハープで参加、F.ロッシフ監督作品
Hypothesis
1978年
Affinity
オリジナル
70年代初頭のスタジセッション。公認に関する注釈 を参照
ドラゴンThe Dragon
1979年
Charly
オリジナル
70年代初頭のスタジオ・セッション。公認に関する注釈 を参照
チャイナ (中國)China
1979年
Polydor
オリジナル
ポリドール移籍後第1作
流氷原 See You Later
1980年
Polydor
オリジナル
ジョン・アンダーソンがヴォーカルで参加
炎のランナー Chariots of Fire
1981年
Polydor
サウンドトラック
アカデミー音楽賞受賞作品。ビルボード全米1位。
南極物語 Antarctica
1983年
Polydor
サウンドトラック
ヴァンゲリス初の日本映画 用音楽
大地の祭礼 Soil Festivities
1984年
Polydor
オリジナル
ポリドールでの3作目のオルジナル
マスク Mask
1985年
Polydor
オリジナル
ポリドールでの4作目のオルジナル
瞑想-見えない絆 Invisible Connections
1985年
Grammophon[ 注 10]
オリジナル
『霊感の館』同様、全編、前衛音楽的インプロヴィゼーション
ダイレクト Direct
1988年
Arista
オリジナル
アリスタレーベルでの唯一の作品
ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス Themes
1989年
Polydor
ベストアルバム
映画音楽のテーマ曲中心。アルバム初収録曲あり。
シティ The City
1990年
WEA
オリジナル
日本語ヴォイス入り
1492 コロンブス 1492 - Conquest of Paradise
1992年
WEA
サウンドトラック
同名映画 のサウンドトラック
ブレードランナー Blade Runner
1994年
WEA
サウンドトラック
「サウンドトラック」と表記されているが、実際は再編・再構築されたオリジナルアルバム。
Φόλος Τιμής στον Γκρέκο A Tribute to El Greco
1995年
WEA
オリジナル
3000枚限定盤、国内未発売
ヴォイシズ Voices
1995年
WEA
オリジナル
複数のボーカリストやコーラスが参加。
ポートレイツ Portraits
1996年
Polydor
ベストアルバム
アルバム初収録曲あり
オセアニック Oceanic
1996年
WEA
オリジナル
波の音も自前で録音
エル・グレコ El Greco
1998年
WEA
オリジナル
1995年の3000枚限定盤に3曲を追加し一般発売
リプリーズ90-99〜ベスト・オブ・ヴァンゲリス Reprise 1990-1999
1999年
WEA
ベストアルバム
アルバム初収録曲あり
The Music of Cosmos
2000年
BMG
コンピレーション
2枚組CDのみ「Comet 16」初収録
Mythodea
2001年
ソニー・ミュージック
オリジナル
2001マーズ・オデッセイ のテーマ音楽
アンセム〜2002 FIFA World Cup 公式アンセム Anthem - 2002 FIFA World Cup TM Official Anthem
2002年
ソニー・ミュージック
オリジナル (シングル)
アルバムはコンピレーション
オデッセイ〜ザ・ベスト・コレクション Odyssey - The Definitive Collection
2003年
ユニバーサル
ベストアルバム
ヴァンゲリス自身によるリマスタリング。アルバム初収録曲あり。
アレキサンダー Alexander
2004年
ソニー・ミュージック
サウンドトラック
映画『アレキサンダー 』の為の音楽
El Greco
2007年
ユニバーサル
サウンドトラック
1995年及び1998年のEl Grecoとは別作品。日本未発売
「ブレードランナー」オリジナル・サウンドトラック<25周年記念エディション> Blade Runner Trilogy [25th Anniversary]
2007年
ユニバーサル
サウンドトラック
3枚組アルバム
Swiadectwo (Testimony)
2008年
Agora
サウンドトラック
ヨハネ・パウロ2世の半生を描いたポーランド映画のサントラ。オープニングとエンディングの音楽2曲をヴァンゲリスが書いている。日本未発売。
ロゼッタ Rosetta
2016年
デッカ・レコード
オリジナル
Mythodea以来、15年ぶりのスタジオ・アルバム。欧州宇宙機関 (ESA) の彗星探査機をテーマにした作品。
ノクターン Nocturne: The Piano Album
2019年
デッカ・レコード
オリジナル
ピアノ・アルバム。
ジュノー・トゥ・ジュピターJuno to Jupiter
2021年
デッカ・レコード
オリジナル
共同アルバム
共同作品のうち主にアルバム単位の作品を下記する。
Jon & Vangelis
ジョン・アンド・ヴァンゲリス はイエスのヴォーカリストであるジョン・アンダーソン と組んだ音楽ユニット である。作詞はジョン、作曲・編曲・プロデュースはヴァンゲリスが担当している。
題名
リリース
レーベル
分類
特記事項
ショート・ストーリーズ Short Stories
1979年
Polydor
コラボレーション
ジョン・アンダーソンとの第1回コラボ作品
フレンズ・オブ・ミスター・カイロThe Friends of Mr. Cairo
1981年
Polydor
コラボレーション
ジョン・アンダーソンとのコラボ第2作
プライヴェイト・コレクションPrivate Collection
1983年
Polydor
コラボレーション
ジョン・アンダーソンとのコラボ第3作
ページ・オブ・ライフPage of Life
1991年
Arista
コラボレーション
ジョン・アンダーソンとのコラボ第4作
Wisdom Chain
1984年
Arista
コラボレーション
上記アルバム『ページ・オブ・ライフ』からの抜粋マキシだが、アルバム未収録の「Sing with Your Eyes」を収録。
ページ・オブ・ライフPage of Life
1998年
OmTown
コラボレーション
上記アルバムと一部収録曲やアレンジが異なるアメリカ盤。ヴァンゲリスの承諾なく発売されたと言われる。
アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ のアルバム『閃光 』に収録されている曲「レッツ・プリテンド」もジョン・アンダーソンとヴァンゲリスの共作である。2012年 に「炎のランナー」のテーマに歌詞を付けた「Race to the End」が、ジョン・アンダーソンのソロシングルとして2012年ロンドンオリンピックに合わせて発売されている。
with Irene Papas
ギリシャの女優で歌手のイレーネ・パパス と共作で2枚のアルバムを制作した。ギリシャ民謡を素材にオリジナル作品も収録した自身のルーツに迫った大作で、ヴァンゲリスは編曲、演奏、プロデュースを担当している。
題名
リリース
レーベル
分類
特記事項
Odes
1978年
Polydor
コラボレーション
コラボ第1作
Rhapsodies (Rapsodies)
1986年
Polydor
コラボレーション
コラボ第2作。この作品を最後にロンドンから離れる。
with Demis Roussos
デミス・ルソス はギリシャの歌手。
Magic (1977年) - 編曲とプロデュースを担当。5曲を作曲して2曲はアルバム「アース」の曲を流用した。アフロディテス・チャイルドのメンバーであるルカス・シデラスとアナギリス・クルリスも参加している。
Ainsi soit-il (1977年) - 4曲の作曲と編曲、演奏を担当。
Demis (1982年) - 2曲を提供。1曲 (Race to the End) は「炎のランナー」のボーカル・ヴァージョン。
Reflection (1984年) - スタンダードナンバーやオールディーズ のカバーアルバム。ヴァンゲリスが編曲と演奏、プロデュースで全面的にバックアップしている。
with Milva
ミルバ は1960年代のイタリア人女性歌手。
Ich hab' keine Angst (1981年) - ヴァンゲリスの曲にドイツ語の歌詞を付けたものでイタリア語版もある。編曲や演奏などに関わっていない。
Tra due sogni (1986年) - イタリア語の歌詞を付けたものでドイツ語版もある。編曲・演奏・プロデュースを担当。
with Claudio Baglioni
en:Claudio Baglioni はイタリアのシンガーソングライター 。
E tu (1974年) - 編曲と演奏、プロデュースを担当。
with Mariangela
Mariangela (1974年) - イタリアの女性シンガーソングライターであるマリアンジェラの同名アルバム。編曲と演奏とプロデュースを担当し、Denny Beckermannの変名で4曲を提供。
with Socrates
en:Socrates Drank the Conium はギリシャのハードロック バンド。
Phos (1976年) - アルバムのプロデュースを担当。キーボードでも参加。本来のバンド名はSocrates Drank the Coniumだが本アルバムのみ短くSocratesとし、ハードロックを排除した異色の作品となっている。
with Riccardo Cocciante
en:Riccardo Cocciante はイタリアのシンガーソングライター。
Concerto per Margherita (1976年) - アルバムの編曲とプロデュースを担当。
with Patty Pravo
パティ・プラヴォ はイタリアの女性ポップシンガー。
Tanto (1976年) - アルバムの編曲とプロデュースを担当。収録曲 "Tanto"/"Io ti venderei" がシングルカットされている。
with Neuronium
en:Neuronium はスペインの電子音楽グループ。
In London (1993年) - 1981年の共演の音源。スペインのテレビ番組 "Musical Express" で共演した時の音源を含む。1996年にリマスターされ、ジャケットとタイトルを変更したアルバム "A Separate Affair" として発売されている。2002年には"In London (Platinum Edition)" として発売されている。
シングル
ヴァンゲリスは基本的にシングルヒットを企図しないが、アルバム発表時に主要な曲がシングルカットされて発売された。アルバム未収録シングルと特徴的作品を下記する。
To The Unknown Man / To The Unknown Man Part 2 (1977年)
アルバム『螺旋』からのシングル。B面の「Part 2」が未収録。
The Long March / The Long March Part 2 (1979年)
アルバム『チャイナ』から。少年合唱を伴ったB面の「Part 2」が未収録。
My Love / Domestic Logic One (1980年)
アルバム『流氷原』のために録音されたが未収録となった。
Silent Portraits Part 1 / Part 2 (1984年)
イタリアの写真家Gian Paolo Barbieriの写真集に添付された12 inchレコード。市販されなかった。
Conquest Of Paradise / Moxica and the Horse / Line Open / Landscape (1992年)
アルバム『1492 コロンブス』から。後2曲が未収録。
Ask The Mountains / Slow Piece (1996年)
アルバム『ヴォイシズ」から。Slow Piece が未収録。
Ithaca (2004年)
ショーン・コネリー の妻で画家のMicheline Roquebrune Conneryの画集"A Journey in Colour" に添付された特典CDで、ショーン・コネリーによるカヴァフィの詩の朗読にヴァンゲリスが音楽を付けている。曲長は4分強。
楽曲提供とサポート
ギリシャ時代から多くのシンガーやグループに楽曲を提供し、アルバムの編曲やプロデュース、キーボード演奏を請け負うこともある。レコード会社との契約の関係で「Denny Beckermann」などの変名でクレジットされている場合もある。主な作品を下記する。特記なきものはシングルである。
Maria - Caro Professore / Il mondo lo sa (1966年)
Aleka Kanellidou - The more I see you / Stranger (1967年)
Ricardo Credi - Siga siga / Non et non (1967年)
Zoe Kouroukli - Ciao, amore ciao / Non pensare a me (1967年)
Vilma Lado - Une etoile / Le vent (1967年)
Tammy - It tears me up / Heart of a child (1967年)
Tasso Papastamatis - Days of love (1969年)
Vana Verouti - Ed ora si / Tu c'eri gia (1969年)
Paul Labbey - Mon bel ange blond / Ma romance (1970年)
Raymond Lefevre - Stephanie (1970年)
Melina Mercouri - Si Melina...m'etait contee (1973年)
Helen Banks - Do you know / Hazy day (1973年)
Humanity - Bird of love / The pawn (1973年)
The Yumas - Happiness / Tapata (1973年)
Little Sammy Gaha - J'ai envie de toi / Cuckoo (1974年)
François Wertheimer - Pour un peu mieux que d'habitude / Saturne (1974年)
Dimitri - Pretty One / Rolly Miss Rolly and Sing all you want / The land (1974年)
Richard Anthony - Qui t'a fait ca (1974年)
Chrisma - Amore / Sweet baby Sue (1976年)
Panda - Notturno / Dimenticare (1977年)
Chrisma - Chinese Restaurant (1977年)
アルバムのプロデュースを担当した。弟のNico Papathanassiou名義だがVangelisも参加していると巷間される。
Chrisma - U part I / U part II (1977年)
I Nuovi Angeli - Mamma luna / Teresa la vispa (1977年)
Chrisma - Hibernation (1979年)
アルバムのプロデュースを担当した。弟のNico Papathanassiou名義だがVangelisも参加していると巷間される
Peter Marsh - Don't be foolish / Doesn't matter (1980年)
Stavros Logarides - SE ALLH GH (1980年)
Ronny - Compare me with the rest (1981年)
Vicky Leandros - Adler und Taube (1985年)
Elaine Paige - All Things Considered (1985年)
Suzanne Ciani - The velocity of love (1985年)
Julian Lloyd Webber - Un apres-midi (1986年)
Maria Farantouri - 17 songs (1990年)
Montserrat Caballe - Friends for life (1998年)
Michael Hoppé - Solace (2003年)
アルバム中でHoppe作曲の《The Parting》を演奏
別名活動
Alpha Beta, Odyssey, Mama O. など別名でシングルを発表している。レコード会社との契約が類推されるものやVangelisでは違和感があるディスコ曲などに見られる。現在確認されている名義を下記する。
Alpha Beta - Astral Abuse / Who Killed? (1971年)
Odyssey - Who / Sad face (1974年)
Mama O. - Red square / When the cat's away (1978年)
公認に関する注釈
1978年/1979年に、ヴァンゲリス名義で2枚のアルバム『Hypothesis 』(1978年5月・英Affinityレーベル)/『The Dragon 』(1979年2月・英国Charlyレーベル)[ 6] が発売されている。これは1971年(前者5月、後者6月)に行われたスタジオ・セッションを収録したもので、 ジョルジオ・ゴメルスキー がプロデューサーとしてクレジットされている。
このアルバムはヴァンゲリスの意思と無関係に発売され、のちの訴訟でヴァンゲリスが勝訴し市場からの回収が指示された。したがって2003年に発売された『オデッセイ 』の日本国内盤ライナーノーツに掲載されたディスコグラフィには記載されていない。しかし、両盤とも1988年に発売されたCD『ダイレクト 』の日本国内盤ライナーノーツには記載されている。『The Dragon』については1980年7月に発売されたLP『動物の黙示録 』の日本国内盤ライナーノーツに記載されている。注釈の上で掲載した。
未発表作品
ヴァンゲリスは未発表作品が多い。主に映画やTV番組、舞台作品(演劇やバレエ)のために書いたもの。映像と切り離して音楽だけ発売することに本人が否定的なこともあり未公開となっている。ただし、一部ベスト盤などに収録されている楽曲もある。
映画音楽
Theodor and the Gun (1962年) - FORMINXとして音楽を担当。バンドで出演。
My brother the traffic policeman (1963年) - FORMINXとして音楽を担当。
5000 Lies (1966年) - ヴァンゲリス名義で担当した初の映画。
Frenzy (1968年)
Apollo Goes on Holiday (1968年)
Salut Jerusalem (Henry Chapier監督、1973年、仏)
Amore (仏 Henry Chapier監督、1973年、仏)
『結婚詐欺師は殺さない』 - Ace Up My Sleeve (Ivan Passer監督、別題:Crime and Passion 、1975年、英) - オマー・シャリフ 、カレン・ブラック 主演のB級サスペンス映画。Crime and Passion名の米国版は音楽が他者のものに差し替えられている。
『ミッシング 』 - Missing (コスタ=ガヴラス 監督、1982年) - メインテーマは『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス 』、『オデッセイ 』等に収録。
『バウンティ/愛と反乱の航海 』 - The Bounty (Roger Donaldson監督、1984年) - オープニングは『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス 』、『オデッセイ 』などに収録。クロージング(再演奏)は『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ヴァンゲリス 』に収録。
『フランチェスコ 』 - Francesco (Liliana Cavani監督、1989年)
『プレイグ』 - The Plague (Luis Penzo監督、1992年) - テーマ曲は『リプリーズ90-99 』に収録。
『赤い航路』 - Bitter Moon (ロマン・ポランスキー監督、1992年) - テーマ曲は『リプリーズ90-99 』に収録。
Kavafis (Cavafy ) (Yannis Smaragdis監督、1995年) - メインテーマは『オデッセイ 』に収録。
TVドキュメンタリー
Georges Mathieu ou la fureur d'être (フレデリック・ロッシフ監督作品、1971年) - フランスの画家ジョルジュ・マチューのドキュメンタリー。ヴァンゲリス自身も出演し、マチューの絵画制作に合わせて即興演奏を聴かせる。
Au pays des visages (フレデリック・ロッシフ監督作品、1972年) - 肖像写真を題材にしたドキュメンタリー。
Georges Braque ou le temp different (フレデリック・ロッシフ監督作品、1974年) - フランスの画家ジョルジュ・ブラックのドキュメンタリー。
『ピカソの20世紀』 - Pablo Picasso Peintre (フレデリック・ロッシフ監督作品、1981年) - パブロ・ピカソのドキュメンタリー。
『野生と美』 - Sauvage et Beau (フレデリック・ロッシフ監督作品、1984年) - 野生動物に関するドキュメンタリー。
Splendeur Sauvage (フレデリック・ロッシフ監督作品、1986年) - 野生動物に関するドキュメンタリー。
『コスモス・スペシャル』 - COSMOS a special edition (1986年) - カール・セーガン制作の宇宙科学番組。
Pasteur le Siècle (フレデリック・ロッシフ監督作品、1987年) - フランスの国立細菌研究所「パスツール研究所」に関するドキュメンタリー。
Morandi (フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年) - イタリアの画家ジョルジョ・モランディのドキュメンタリー。
Les animaux de Frederic Rossif (フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年) - 野生動物に関するドキュメンタリー。既作品のダイジェスト。
Beaute Sauvage (フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年) - 野生動物に関するドキュメンタリー。
De Nuremberg a Nuremberg (フレデリック・ロッシフ監督作品、1989年) - ナチス・ドイツの成立から崩壊までを辿ったドキュメンタリー。最後の共同作品。
Jacques Cousteau (1991年) - 海洋探検家クストーのドキュメンタリー。
舞台
RB Sque (Arabesque バレエ 1983年)
Elektra (演劇 1983年)
Frankenstein, a Modern Prometheus (バレエ 1985年)
Beauty and the Beast (バレエ 1986年)
Rosenkrantz and Guildenstern are Dead (演劇 1989年)
Ifigeneia (演劇 1991年)
Sous haute surveillance (演劇 1992年)
Medea (演劇 1992年)
Empress Theodora (演劇 1994年)
Las Troyanas (演劇 2001年)
A Vihar -The Tempest- (演劇 2002年)
Le Troiane ed Ecuba (演劇 2003年)
Antigone (演劇 2005年)
イベント関連
アテネ五輪誘致運動のアニメーション音楽 (1990年)
ライヴ・コンサート
ヴァンゲリスのライヴ・コンサートは少ないが、90年代初頭までは欧州を中心にほぼ毎年1回のペースで開催している。後年になると有名曲を多く演奏するが、1970年代のコンサートはほとんどが即興演奏である。
1973年5月27日 London, UK (Queen Elisabeth Hall)
1974年2月25日 Paris, France (Olympia)
1976年2月11日 London, UK (Royal Albert Hall)
1978年6月19日 Paris, France (Pavillon de Paris)
1979年4月28日 London, UK (Drury Lane Theatre)
1979年5月17日 Brussels, Belgium (Cirque Royale) - オーケストラと共演
1980年4月12日 London, UK (Royal Festival Hall)
1980年8月17日 Sophia Antipolis, France
1986年11月7日 Los Angeles, USA (Royal Hall UCLA)
1987年9月25日、27日 Athens, Greece (Herod Atticus Theatre)
1988年8月25日 Athens, Greece, "Olympic Flame Ceremony" (Panathinaiko stadium) - オリンピック聖火リレーの出発式
1989年7月17日 Rome, Italy (Terme di Caracalla)
1990年9月25日 Athens, Greece, "Song for Athens" (Olympic Stadium) :アテネ五輪誘致のイベント
1991年6月18日 Rotterdam, The Netherlands "Eureka Concert"
1991年10月3日 Athens, Greece "Night of Poetry / Antigone" (Herod Atticus Theatre)
1993年7月13日 Athens, Greece "Elpida: Mythodia" (Herod Atticus Theatre)
1997年8月1日 Athens, Greece "Openings ceremony World championship Athletics" (Olympic Stadium) - 世界陸上アテネ大会の開会式
2001年6月28日 Athens, Greece "Mythodea" (Olympieion Temple of Zeus)
画家
抽象画主体の画家としても活動し、2003年6月5日から10月30日[ 注 11] までスペイン・バレンシア州 協賛・イベリア航空 後援によりバレンシア市 で(後に他国でも)個展を開催し、会場内で181ページのスペイン語及び英語対訳解説付き画集が50ユーロ で有償頒布された。
『VANGELIS』 2003年 縦23センチメートル (cm)・横24cm ISBN 84-482-3090-6 [ 注 12] (西文・Fernando Castro Frórez、Dora Eliopoulou-Rogan、英訳・Lambe & Nieto、John Davis、ヴァンゲリス作の絵画74点収録)
カナ表記
名称(本名)のカナ表記は、記述時期、記述者などにより異なる。本項冒頭部で記した表記のほかに以下の例が見られる。
ヴァンゲリス・パパサナシュー
ヴァンゲリス・O・パパタナシュー
アルバム『反射率0.39 』のライナーノーツ(記述者は赤岩和美。ただし本名ではなく「フルネーム」として記述している)
ヴァンゲリス・パパサナシュウ
黒田史朗・著『イエス』P208(音楽の友社刊・1979年)
エヴァンゲロス・オデッセイ・パパタナシユー(語尾は「シュー」ではなく「シユー」と発音)
使用楽器
ヴァンゲリスは原則としてキーボード 奏者/シンセサイザー奏者 だが、ギター[ 1] やドラムスも演奏する[ 7] マルチプレイヤー であり、シンセサイザー は年代やメーカーによって仕様変更や機種の更新が頻繁であるため、使用楽器は多岐に渡っている。以下は各アルバムのライナーノーツ等に記述された一例。
参考文献
国内盤付属ライナーノーツ/オビ
反射率0.39(BMGビクター=BVCP-5025)
螺旋/SPIRAL(BMGビクター=BVCP-5026)
霊感の舘/Beaubourg(BMGビクター=BVCP-5027)
チャイナ/CHINA(ポリドール=813 5632)
大地の祭礼/Soil Festivities(ポリドール=P33P 50003)
マスク/mask(ポリドール=POCP-2110)
ダイレクト/DIRECT(BMGビクター=A32D-66)
シティ/THE CITY (eastwest records=WMC5-270)
ブレードランナー (eastwest japan=AMCE-732)
ヴォイシス/VOICES (eastwest japan=AMCE-915)
オセアニック/OCEANIC (eastwest japan=AMCE-2056)
オデッセイ/ODYSSEY(ユニバーサル=UICZ-1106)
書籍
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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