万寿新田(まんじゅしんでん)は、かつて岐阜県海津郡に存在した村である。
現在の海津市海津町万寿新田に該当する。
村名は、かつてこの地にあった「満中池」を埋め立てて開墾した新田であることに由来する。
発足時は下石津郡の村であったが、郡制施行後、海津郡の村となっている。
歴史
- 慶長年間に万寿新田が開墾される。
- 1720年(享保5年) - 地震により壊滅。
- 1722年(享保7年) - 再度開墾を始める。
- 1732年(享保17年) - 万寿新田が復興する。この頃、福江村の枝村となる。
- 1868年(明治元年) - 福江村から分立する。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制により、万寿新田が発足。
- 1897年(明治30年)4月1日[1] - 郡制に基づき、下石津郡、海西郡と安八郡の一部が合併し、海津郡になる。当村は海津郡の村となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 分割され、万寿新田は廃止。
脚注
- ^ 『揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁
参考文献
関連項目