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この項目では、東京都に本社を置くスーパーマーケットなどを展開する三和について説明しています。その他の三和については「三和 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
株式会社三和(さんわ)は、東京都23区西部、多摩地域南部・西部、神奈川県東部・中部、静岡県東部で、「三和」(Sanwa)、「フードワン」(FOOD ONE)の名称で店舗展開する中規模スーパーマーケットチェーン運営会社である。
概要
本部(本社機能)は東京都町田市の小川店内。1958年9月に株式会社小山商店として設立。1964年に小山商事株式会社に商号変更し、翌年の1965年には町田市中町に1号店の中町店(現・栄通り中町店)を開業[1]。1977年に現社名の株式会社三和に再び商号変更[1]。「三和」(Sanwa)の名称でスーパーマーケットを展開するほか、新業態店舗として「フードワン」(FOOD ONE)を展開している。
ラゾーナ川崎やトレッサ横浜など、大型商業施設への出店も積極的に行っている他、自社開発のショッピングセンター「アメリア」(AMELIA)を3施設(稲城市、町田市、寒川町)展開している。
小山田店(町田市)では2008年3月14日より、日本初となるレジ袋全廃を実施。当初半年間の予定で実施していたが、予定期間終了後も引き続きレジ袋は配布されていない。
2018年11月19日より、レジ袋の無料配布を終了して有料化され、同時にレジ袋を持参した際にポイントカードに付与していた「エコポイント」および「エコキャッシュ」が廃止された[3]。
沿革
店舗
出店店舗の詳細は、公式サイト[1]を参照。
2024年7月11日現在の店舗数は以下の通りである。
三和
- 東京都 - 24店舗(23区内は目黒区の祐天寺店のみ)
- 神奈川県 - 37店舗
- 静岡県 - 1店舗(ららぽーと沼津店のみ)
フードワン
- 東京都 - 5店舗(多摩地域のみ)
- 神奈川県 - 11店舗
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アメリア町田根岸ショッピングセンター(町田市)
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三和稲城店(
稲城市)。
1988年(
昭和63年)開店。当時から三和堀之内店(八王子市)と並ぶ
旗艦店舗である。
閉店した店舗
以下の店舗が閉鎖・移転した[4]。
- 金森店(1967年12月開店、1975年3月閉店)
- 旧・小川店(1975年4月開店、1993年4月閉店)
- 旧・相模大野店(1975年6月開店、2001年8月閉店)
- 旧・鶴川店、鶴川団地店
- 1977年6月開店、1997年9月に現・鶴川店に移転。その後、2006年11月に旧店舗を再利用し、鶴川団地店として再出店したが2016年8月に閉店。
- 経堂店(1979年7月開店、2010年8月閉店)
- 谷口店(1981年1月開店、2016年11月閉店)
- 大野銀座店(1981年3月開店、1995年11月閉店)
- 砧店(1982年4月開店、1997年2月閉店)
- 南大沢店(1983年3月開店、2012年6月閉店)
- 下九沢店(1997年4月開店、2017年3月閉店)
- つくし野店(1998年9月開店、2018年10月閉店)
- 南橋本店(2003年2月開店、2022年12月閉店)
- 鶴ヶ峰店(2014年4月開店、2024年1月閉店)
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フードワン下九沢店(相模原市
中央区。2017年閉店)
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三和南橋本店(相模原市中央区。2022年閉店)
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ポイントカード
三和とフードワンの全店で、三和・フードワンポイントカードが導入されている。
- サービス内容は以下の通り。
- 入会金・年会費は無料、発行手数料100円(税込)。
- 200円(税抜)ごとに1ポイント加算(現金・ポイント券・買い物券での支払いが対象。クレジットカード・バーコード決済での支払いは対象外)。
- 週末は2倍・3倍・5倍のポイント還元が多い。
- 最終利用日から1年間利用がなければ、ポイントは失効。
- 250ポイント貯まるたびにポイント券を1枚発行。
- ポイント券は1枚で300円、3枚で1,000円の買い物券として利用可能。
- ポイント券の発券年度は毎年4月1日を起算日とした1年間で、有効期間は起算日から翌々年3月末までの最長2年間。
- かつては三和とフードワンで別々のポイントカードが発行されており、両店舗間でカード・ポイント券の相互利用ができなかったが、2021年10月1日に旧三和ポイントカードと旧フードワンポイントカードが三和・フードワンポイントカードに一本化されてからは、カード・ポイント券を相互利用できるようになった。旧三和ポイントカードと旧フードワンポイントカードは、三和とフードワンのどちらの店舗でも従来通り利用可能である。
- レジ袋有料化以前は、レジ袋を持参するとエコポイントとして旧三和ポイントカードでは三和で1ポイント、旧フードワンポイントカードではフードワンで2ポイントを加算していた。また、旧三和ポイントカードの導入以前はグリーンスタンプのポイントカードを採用し、ポイントに応じてカタログ掲載商品と交換することができた。
イメージソング
「サンワ・マイ・フレンド」(曲名)が当スーパーのイメージソングである。1985年頃に清水由貴子(2009年没)の唄で録音された。
本曲はスーパー三和のホームページ上でダウンロードできる。
三和店内(一部を除く)では、開店時間と奇数時間の48分に、「サンワ・マイ・フレンド」が流れる[5]。
グループ会社
前述のとおり、株式会社三和は持株会社である株式会社三和ホールディングスを設立したが、その他にも加工センター及び物流センターを事業会社に分社化している。なお、すべて三和ホールディングスの完全子会社である。
- 株式会社三和ミート加工センター - 2014年に相模原市にある大野台ミート加工センターを事業会社に分社化するのに伴って設立された。
- 株式会社三和物流 - 2016年に相模原市にある麻溝台物流センターを事業会社に分社化するのに伴って設立された。
- 株式会社三和水産加工センター - 2016年に相模原市にある大野台水産加工センターを事業会社に分社化するのに伴って設立された。
備考
- TBS系ドラマ『金曜日の妻たちへ』第2シリーズ(1984年放送)では、舞台となる住宅街のスーパーマーケットとして当スーパーが登場する。出演者が当スーパーのロゴが入った買物袋を持ち帰るシーンも劇中で頻繁に登場している。
- CGCグループに加盟はしているが、依存力は非常に低い。プライベートブランドに関しては「CGC」ブランドの取り扱いをやめて、新たに自社で独自に開発したオリジナル商品を取り扱っている。また、料理情報誌『ふれ愛交差点』の配布は行っておらず、CGCグループ共通商品券も使用できない他、CGCグループの電子マネー「CoGCa」も導入していない。それだけでなく、他のCGCグループ加盟スーパーの多くの店内で流れているCGCソングも流れていない。
- 一部店舗にはコンビニATMイーネットが設置されている。
- かつてはニッポン放送でラジオCMが日中を中心に頻繁に放送されており、BGMに上記「サンワ・マイ・フレンド」が流れていたが、現在は放送されていない。
- 千葉県柏市にも、スーパーマーケット事業を行う「株式会社三和」が存在する。ただし、本項で述べている企業とは別会社であり、無関係である。また、スーパーマーケット自体の屋号は「おっ母さん」である。
脚注
外部リンク
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注釈
*1親会社もスーパーマーケットを経営しているものの、CGCは非加盟。 *2マルイグループだが、中国経営合理化チェーンには非加盟。 *3スーパーマーケットではなく、弁当販売店・飲食店・惣菜メーカー。 一覧・ カテゴリ |