三田 敏雄(みた としお、1946年11月2日 - )は、中部電力代表取締役会長。一般社団法人 中部経済連合会の会長、日本原子力発電の取締役など数々の役職を兼任する中部財界人の頂点にいる実業家である。
趣味はゴルフ。
現在は不定期ではあるが、東海ラジオで放送される「こんにちは!中部電力三田です!」に出演しており、2010年2月7日に放送された番組では、プロ野球選手の立浪和義と共演した。
浜岡原発については、部下の水野社長は再稼働を強く主張しているが、上司である三田会長は沈黙を守っている。
出生および学歴
愛知県 名古屋市 昭和区の出身。
父親は、元中部電力副社長だった三田民雄である。
名古屋市立広路小学校、名古屋市立城山中学校[1]、私立東海高等学校ではラグビー部に所属。ラグビー部のOB会であるノーサイドクラブに所属し、試合にも参加している[2]。
父親の影響で機械系のエンジニアを目指し成蹊大学工学部機械工学科に入学、得意科目は幾何学で、アメフト部に所属した[3]。
発言・業績等
- 菅直人首相は2011年5月6日、津波対策が不十分だとして、浜岡原発を全面停止するよう要請。中部電力は7日に臨時取締役会を開いて議論したが、決定を持ち越した。臨時取締役会後に三田会長は、液化天然ガス(LNG)の追加調達について協議するため、同社の最大LNG供給国カタールに出発した[4]。同社広報担当の宮崎明生氏が8日、明らかにした。現地では、国営カタールガスの会長でエネルギー・工業大臣のアルサダ(英語版)(Mohammed Bin Saleh Al-Sada)やCEO(最高経営責任者)のハーリド(Khalid Bin Khalifa Al-Thani)と会談を行い[5]、135万トンの追加調達で合意した[6]。
- 中部電力の株主総会が2011年6月28日、名古屋市内で開催された。2011年5月に浜岡原発が全面停止した後だけに株主の関心は高く、出席者数(2688人)、所要時間(3時間40分)ともに過去最多・最長となった。中電の水野明久社長は浜岡原発の必要性を繰り返し強調、浜岡原発の早期運転再開を目指す考えを説明した。総会後の記者会見で三田会長は「様々な意見をしっかり受け止め、電力の安定供給と浜岡原発の安全・安心に取り組む」と述べた[7]。
- 中部電力、三菱商事、日本郵船と共同出資する Trans Pacific Shipping 1 Ltd.が発注した三菱重工で建造中の新造液化天然ガス船の命名式が2014年9月5日、三菱重工業長崎造船所で行われた。式典では三田敏雄会長が「勢州丸」(せいしゅうまる)と命名した[8]。
職歴
脚注
関連項目
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