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この項目では、茨城県土浦市にある博物館について説明しています。遺跡については「上高津貝塚」をご覧ください。 |
上高津貝塚ふるさと歴史の広場(かみたかつかいづかふるさとれきしのひろば)は、茨城県土浦市上高津にある博物館。1995年(平成7年)10月17日に開館した。
概要
上高津貝塚ふるさと歴史の広場は、上高津貝塚が1977年(昭和52年)に国の史跡に指定されたことを受け、その後貝塚の復元調査を行い、1995年に登録博物館として開館した[1]。
施設は国の史跡である上高津貝塚と、隣接する考古資料館により構成される。
上高津貝塚
上高津貝塚は縄文時代後・晩期の遺跡で、当時入り江だった霞ヶ浦から得られた豊富な魚や貝・塩、周辺の動植物などを採取して生活していたムラの跡である。
敷地内の主な施設
考古資料館内
常設展示室
常設展示室内の展示は次の通り[2]。
順
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展示内容
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詳細
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A
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プロローグ
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縄文時代と上高津貝塚の歴史
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B
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縄文時代の土浦
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霞ヶ浦の今と昔、縄文時代の風景
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C
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上高津貝塚のムラ
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上高津貝塚の成り立ち、貝塚とムラ
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D
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上高津貝塚人の生活
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1. 食べること - 採集 - 2. 食べること - 調理 - 3. 住むこと - 家 - 4. 装うこと - 衣服と装身具 - 5. 祈ること - 信仰 -
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E
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縄文時代の終わり
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縄文時代の終わり、その後の上高津貝塚
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F
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ビデオコーナー
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もっと詳しく見る・聞く・まなぶ
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G
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体験コーナー
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再現した縄文時代の道具や衣服を、触ったり着たりすることができる。
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企画展示室
常設展示の他に、定期的に展示を変え企画展を行っている。
敷地外の施設
武者塚古墳展示施設
土浦市上坂田1153番地にある武者塚古墳は、出土品が国の重要文化財に、古墳が市指定史跡になっている。
当館の付属施設として、古墳の石室が土浦市上坂田の現地に保存されている[3]。
利用案内
以下の情報は2019年3月現在のもの[4]。
- 入館料 - 一般105円、小中高生50円、一般団体75円、小中高生団体30円(団体料金は20名以上から)、小中高生は毎週土曜日入館料無料 ※茨城県民の日(11月13日)は入館料無料 ※広場は無料
- 開館時間 - 9時~16時30分
- 休館日 - 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(その日が土日祝日の場合は次の平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク