下古沢駅
下古沢駅(しもこさわえき)は、和歌山県伊都郡九度山町大字下古沢にある南海電気鉄道高野線の駅。標高177 m(橋本駅との高低差は+85 m)。駅番号はNK82。 歴史
駅構造相対式ホーム2面2線の地平駅。山岳を経由しているため、駅舎とホームは傾斜面上にある。ホーム有効長は2扉車4両。 2002年(平成14年)に一旦交換設備が撤去されて難波方面のホームのみ使用され、高野線単線区間では唯一の棒線駅となった。しかし、2017年の台風21号の影響で隣の上古沢駅構内で道床流出が発生し、交換設備が使用不能になったため、上古沢駅からの移設の形として当駅の交換設備が復活し、再び相対式ホーム2面2線となった[12]。なお交換設備の復活にあたり、下りホームでは内方線タイルの敷設等の再整備が行われた。 電車とホームの間の間隔が比較的広くなっている場所がある。 旧高野山方面ホームは交換設備撤去後もしばらく手付かずの状態であったが、「こうや花鉄道」プロジェクトの一環として、2007年(平成19年)10月から跡地に花屏風が設置された[13]。しかし、前述の列車交換設備設置に伴う旧下りホーム復元のため、花屏風は撤去されている。 高野山電気鉄道時代は、高野下方面に車庫もあった。 2018年3月31日の交換設備復活により再び駅係員が常駐するようになり、乗車駅証明書発行機が撤去された。なお、簡易型の自動改札機が設置されており、PiTaPa、ICOCAの使用は可能である。 のりば
※実際には構内に上記ののりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「南海アプリ」では、下りが1番のりば、上りが2番のりばとされている。駅舎側が2番のりばである。 利用状況2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は26人[南海 1]で、南海の駅(100駅)では95位[南海 1]である。
駅周辺古沢(こさわ)という地名は下古沢・中古沢・上古沢の3地区から構成され、総称で「古沢」とも呼ばれる。
隣の駅脚注出典本文中の出典
利用状況の出典
関連項目外部リンク
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