与儀公園(よぎこうえん)は沖縄県那覇市にある都市公園(近隣公園)である[1]。那覇を代表する桜(カンヒザクラ)の名所である。
概要
1956年(昭和31年)に都市計画が決定された那覇市最初の都市計画公園15の一つである。国道330号与儀交差点の東に位置し、沖縄県立図書館、那覇市立図書館と隣接する。
園内には、ガジュマルやヤシの巨木に加え、ガーブ川沿いの遊歩道を中心に400本以上のカンヒザクラが植栽されており、毎年2月初頭には「那覇桜祭り」が当地で開催される。広場、野外ステージが整備されている。
園内の一角にD51形蒸気機関車(D51 222)が保存展示されている。現役時代は宮崎県の南延岡機関区に所属していた車両で、国鉄職員の呼びかけにより募金で約1400万円の費用を集め、1973年(昭和48年)に九州から航送され設置された[2]。
施設
- 広場
- 野外ステージ会場 - 面積790平方メートル、850人収容
- D51形蒸気機関車静態展示
交通アクセス
- ゆいレール 安里駅、または牧志駅下車、徒歩で約15分。
- 「与儀十字路」バス停または「赤十字病院前」バス停より徒歩ですぐ。
周辺
脚注
- ^ 那覇市公園一覧(那覇市公園管理課)
- ^ 鉄道のない沖縄の子への贈り物だった…与儀公園のD51 - 朝日新聞、2011年4月26日
参考文献
ウィキメディア・コモンズには、
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