中川 雄二(なかがわ ゆうじ、1978年10月22日 - )は、山口県宇部市出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはGK。
来歴
元日本代表のGK都築龍太は、国見高校時代の同期。当時は中川が正GKの背番号1を背負っていた。またU-16、U-17日本代表にも選ばれている。大学卒業後はJFL所属のYKKに入団。2008年に所属するYKK APとアローズ北陸の合併によって誕生したカターレ富山に加入し、2009年、チームのJ昇格により30歳で初めてJリーグの舞台に立つこととなった。一見派手なスーパーセーブこそ少ないが、的確な判断とミスの少ない安定したプレーが特徴の堅実な選手で、素早く正確なスローによるフィードも特徴のひとつであった。Jリーグでも十分に通用する実力を見せつけ、幾度となくチームのピンチを救った。堅守のチームを最後尾から支えたことで、富山のファンによって選出される年間MVP[2] にも選ばれた。2010年も引き続き多くの試合でゴールを守ったが、シーズン終了をもって現役を引退[1]。
引退後も富山に残り、2011年はU-15コーチ、2012年はU-18・U-15コーチを務めた。2013年からはトップチームのゴールキーパーコーチに就任[3]、2015年シーズン終了後に退任[4]。
2016年、松本山雅FCトップチームGKコーチに就任。2021年12月23日、退任が発表された[5]。
2021年12月29日、ヴァンフォーレ甲府のGKコーチに就任[6]。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2001 |
YKK |
22 |
JFL |
30 |
0 |
- |
- |
30 |
0
|
2002 |
1 |
17 |
0 |
- |
|
|
|
|
2003 |
28 |
0 |
- |
- |
28 |
0
|
2004 |
YKK AP |
30 |
0 |
- |
- |
30 |
0
|
2005 |
30 |
0 |
- |
- |
30 |
0
|
2006 |
33 |
0 |
- |
3 |
0 |
36 |
0
|
2007 |
30 |
0 |
- |
- |
30 |
0
|
2008 |
富山 |
30 |
0 |
- |
2 |
0 |
32 |
0
|
2009 |
J2 |
46 |
0 |
- |
1 |
0 |
47 |
0
|
2010 |
28 |
0 |
- |
1 |
0 |
29 |
0
|
通算 |
日本 |
J2
|
74 |
0 |
- |
2 |
0 |
76 |
0
|
日本 |
JFL
|
228 |
0 |
- |
5 |
0 |
233 |
0
|
総通算
|
302 |
0 |
- |
7 |
0 |
309 |
0
|
経歴
代表歴
- 1994年 U-16日本代表
- 1995年 U-17日本代表
指導歴
- 2011年 - 2015年 カターレ富山
- 2011年 - 2012年 U-15コーチ
- 2012年 U-18コーチ
- 2013年 - 2015年 トップチームGKコーチ
- 2016年 - 2021年 松本山雅FC GKコーチ
- 2022年 - ヴァンフォーレ甲府 GKコーチ
脚注
関連項目
リスト・オブ・ワン・クラブ・マン
外部リンク