中部経済新聞社
株式会社中部経済新聞社(ちゅうぶけいざいしんぶんしゃ)は愛知県名古屋市中村区に本社を置く新聞社。中部経済新聞を発行している。 概要1946年(昭和21年)11月の創刊より、日刊経済紙『中部経済新聞』を発行している。名古屋証券取引所に株式上場する企業、ジャスダック上場企業の本決算、中間決算を掲載しており、地元に密着した東海地区の経済紙として知られている。なお、1992年(平成4年)4月より日刊ゲンダイ中部版[注 1]の発行も行っていたが、2024年(令和6年)3月をもって休刊した[1]。 中部日本新聞社(現・中日新聞社)が創刊に携わった関係で、1970年頃までは中日グループの1社として位置付けられていたが、現在は離脱している。ただし現在でも中日新聞社は若干の株式を保有しており、さらに新聞印刷を同社グループの中日高速オフセット印刷に委託[注 2]し、宅配も中日新聞販売店が行うなど、現在でも業務面で一定の提携関係は保たれている。 東海地区で広域にわたって経済専門紙を発行しているため、株主にはトヨタ自動車とそのグループ各社・大丸松坂屋百貨店・名古屋鉄道・三菱UFJ銀行をはじめとする地元の有名企業が名を連ねているが、単独で経営に影響力を及ぼすほどの大株主や特定のオーナーはおらず、資本的には地元財界の共同出資会社という意味合いが強い。 所有していた中経ビル(1962年(昭和37年)竣工)および第二中経ビル(1965年(昭和40年)竣工)を解体し、名鉄・東和不動産と共同で「名古屋クロスコートタワー」を建設、2012年(平成24年)6月に完成した。工事期間中の本社機能は、隣接する愛知県産業労働センター内に移転していた。 2015年(平成27年)まで『中部経済新聞』の縮刷版も発行していた。 角川グループホールディングス傘下の出版社(後に、KADOKAWAのブランドカンパニー)であった中経出版とは無関係。 主な事業所本社
支社支局印刷工場沿革
発行している新聞
主なイベント事業
脚注注釈出典
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