京華中学高等学校
京華中学高等学校(けいかちゅうがくこうとうがっこう)は、東京都文京区白山にある、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。 高等学校において、中学校から入学した内部進学生徒と高等学校から外部進学生徒との間で、S特進コース及び進学コースにあっては第2学年から、特進コースにあっては第1学年から、それぞれ混合してクラスを編成する併設型中高一貫校でもある[1]。 概要1897年(明治30年)7月、磯江潤らによって東京府東京市本郷区龍岡町(現文京区湯島4丁目)に京華中學校として創立。京華とは、東京の華という意味。創立当時の相談役品川弥二郎子爵(内務大臣)によって命名された。 創立時から旧制一高(新制東京大学教養学部の前身)への進学校として名高く[2]、当時の卒業生には錚々たる面々が並ぶ。映画監督・黒澤明、日本画・前田青邨、歌舞伎俳優・2代目尾上松緑、国立がんセンター名誉総長・杉村隆など4名の文化勲章受章者をはじめとした、多彩な人材を各界に輩出している。 京華中学校は、1979年(昭和54年)から募集再開(1980年度入学生から受け入れ)となった。募集再開後、京華中学校は京華高等学校と共に中高一貫教育をおこなっている。 2018年、首都圏284学習塾の塾長、教室長へのアンケートによる「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」ランキングにおいて9年連続1位となった[3]。 同一学校法人の経営するグループ校には京華女子中学校・高等学校や京華商業高等学校がある。 沿革
アクセス校風明治30年(1897年)の創立以来、精神のバックボーンとして「Never Say Die」の意味である「Never Die(ネバーダイ)」が使われている。これは、目的・目標に向かってやりぬく意志と行動力を示すと同時に、自分自身と闘い、克服する精神力を表したものである。 建学の精神は「英才教育」。これは孟子の「天下の英才を得て之を教育す」に基づき「英才」とは、いわゆる「秀才」ではなく社会を支えていく秀れた才能を意味する。また教育理念の「尊敬と愛情」は、深い人間愛に基づく、人格形成を意味している。 著名な出身者文化界
芸能界
政界・官界・法曹・実業界
脚注
関連項目
外部リンク |