健康都市連合健康都市連合(けんこうとしれんごう、英: Alliance for Healthy Cities, AFHC)は、国際的な都市の連合体の組織であり、それぞれの都市の居住者の健康を守り、また生活の質の向上のために取り組む複数の都市のネットワークである。ネットワークとしてのつながりを広げ、他の都市の経験、知識や技術などを知り、国際的な協働を通して相互にその目的の達成を目指している。 概要健康都市とは、1988年にトレバー・ハンコック(英: Trevor Hancock)とレオナルド・ダール(英: Leonard Duhl)によって次の様に定義された。 この様な定義に従い、また物的また社会的環境を創り、それを保護しかつ義務を持つ都市ならば健康都市への取り組みができ、都市の政治的責任と地域の団体などの参加によって健康都市連合への参加ができるとしている。 歴史1978年9月、世界保健機関(WHO)とユニセフ(国際連合児童基金)の合同会議によって「アルマ・アタ宣言」として「プライマリ・ヘルス・ケア」と呼ばれる「2000年までにすべての人に健康を」との目標が掲げられた。この宣言以来さまざまな議論が行われ、21世紀に期待される健康の促進のための最初の国際会議を1986年11月にカナダ連邦オタワで開催し文書化を図った[3]。 さらに、1988年にオーストラリア連邦のアデレードで2回目、1991年にはスウェーデン王国のスンツヴァルにおいて3回目の会議を経て、アルマ・アタ宣言から20年、オタワの会議から11年後に第4回の国際会議が1997年7月にインドネシア共和国のジャカルタに於いて開催され迫り来る「21世紀に向けた指導的健康促進のジャカルタ宣言」を緊急に採択し新たな世紀の新たな活動主体による健康促進を謳った[4]。 活動の経緯
加盟都市一覧関連項目脚注
外部リンク
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