全情協パソコン技能検定2種試験
パソコン技能検定II種試験(パソコンぎのうけんていにしゅしけん)とは、財団法人全日本情報学習振興協会が主催する検定試験である。文部科学省後援。 概要当検定試験は、マイクロソフト製アプリケーションソフトMicrosoft OfficeのWord、Excelを用いたビジネス文書作成能力を測定する、パソコンの検定試験である。 かつては、採点するシステムが対応するOSのバージョンはWindows XPのみだけだったので、そのため協会では、同一内容の試験をパソコン検定 文書・表計算試験として実施していたが、2018年(平成30年)に統合された。 試験内容試験科目は実技試験のみで、パソコン上で行う。CBTを採用しているため、問題用紙は使用せず、採点もパソコン上で行われる。 過去には実技試験だけでなく筆記試験も行われていたが、平成19年から筆記試験は廃止された。 各級の試験内容は以下の通りとなる[1]。 いずれの級も、100点満点中70点以上を取得すれば合格・資格認定となる。
試験会場・日程全日本情報学習振興協会の認定会場にて受験ができる。 試験日程は、主に偶数月(2月・4月・6月・8月・10月・12月)の上旬に設定されており、年6回の開催となる。 使用機器・ソフト試験に用いるOSおよびMicrosoft Officeは以下の通りである(2020年8月現在)[1]。使用する機器、ソフトは認定会場ごとに異なるため、受験予定の会場に事前に確認をとることが望ましい。
合格者の特典2級以上合格者は、全日本情報学習振興協会主催のパソコンインストラクター資格認定試験の受験資格を得る[2]。 参考書籍試験対策用のテキスト及び過去問題集は、情報学習新聞社ホームページ上にて購入できる。 Microsoft Office 2003対応版と2010対応版が発行されているので、使用するMicrosoft Officeのバージョンに合わせたテキストで試験対策を行うのが望ましい(2007で受験する場合、機能が近い2010対応版を使用されたい)。
脚注
関連項目
外部リンク |