列石(れっせき)とは、考古学における配石遺構の一種で、加工した切石や、表面の滑らかな河原石(自然石)を並べたり、組んだりして列状に配置したもの。
概要
列石の形態には様々なものがあり、その性格も多岐にわたると考えられている。
日本では縄文時代の中期から晩期の遺跡で多く見られる。列石のうち、石が円形(環状)に巡るものを特に環状列石(ストーンサークル)と呼ぶ。環状列石をともなう著名な遺跡には、秋田県鹿角市の大湯環状列石や同県北秋田市の伊勢堂岱遺跡、青森県青森市の小牧野遺跡、岩手県滝沢市の湯舟沢環状列石[2]などがある。いずれも縄文時代後期の遺跡である。
また鹿毛馬神籠石(福岡県飯塚市)など、九州から瀬戸内海沿岸部に分布する飛鳥時代の古代山城(神籠石)に見られる石列状遺構(土塁の根石)などにも「列石」の語が使われる[3]。
脚注
参考文献
関連項目
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研究方法 | |
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考古資料 | |
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遺跡の保護と活用 | |
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