勝島王冠(かつしまおうかん)は、特別区競馬組合が大井競馬場ダート1800mで施行する地方競馬(南関東公営競馬)の重賞競走 (SII) である。
競走概要
2009年に、それまで準重賞として実施されていた「勝島賞」を重賞に格上げする形で新設された[2]。創設当初より[3]優勝馬には東京大賞典への優先出走権が付与されている[4]。
レース名称は大井競馬場の所在地、品川区勝島に由来する[4]。
2018年より、南関東の重賞格付けがSIIIからSIIに格上げされた。それに伴い、優勝賞金は1,300万円から2,200万円に増額されている。
条件・賞金等(2024年)
- 出走条件[1]
- サラブレッド系3歳以上オープン
- 負担重量[1]
- 別定
- A1級格付け馬57kg、A2級格付け馬55kg、B1級以下格付け馬54kg(牝馬2kg減、3歳馬2kg減、南半球産3歳4kg減)を基本に、前年12月5日から本年11月29日の間のダートグレード競走ならびにJRA重賞勝ち馬は2kg増、南関東SI・SIIの勝ち馬は1kg増となる(2歳・3歳限定戦は対象外)。
- 賞金額
- 1着2500万円、2着875万円、3着500万円、4着250万円、5着125万円[1]、着外手当18万円[5]。
- 副賞
- 特別区競馬組合管理者賞[6]。
- 優先出走権付与[1]
- 優勝馬には東京大賞典の優先出走権が付与される。
歴史
- 2009年 - 大井競馬場のサラブレッド系3歳以上の南関東所属馬限定の別定のダート1800mの南関東重賞 (SIII) 競走「勝島王冠」として創設。
- 2018年 - SII競走に格上げ[7]。
歴代優勝馬
脚注
参考文献
注釈
出典
各回の結果の出典
関連項目
外部リンク