北澤美術館(きたざわびじゅつかん)は、エミール・ガレ等のフランスのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸と、現代日本画の長野県諏訪市諏訪湖畔にある美術館である。キッツ 創業者の北澤利男創設[1]。
隣にはサンリツ服部美術館がある。
概要
世界初のガラス製品を美術品として1983年5月21日に開館。エミール・ガレに代表されるフランスのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸700点と、現代日本画200点を収蔵している。
1998年、美術館脇に彫刻家・圓鍔勝三制作、北澤利男像(題字は文化功労者・青山杉雨の書)が設置された。また、彫刻家の沼田一雅(1900年、パリ万国博覧会 (1900年)、鋳銅の「猿廻し置物」を出品、1等の金牌を受領した作家)制作「ライオン像」も隣に設置。
2024年はガレの没後120年目に当たり、3月16日より「特別展 エミール・ガレ没後120年記念 北澤美術館のガレ」開催[2]。
備考
関連施設として、かつて千葉市美浜区に幕張北澤美術館(1992年10月1日[3][4] - 2000年2月[5])が、山梨県北杜市高根町清里に清里北澤美術館(1989年4月 - 2012年3月)が存在した。また北澤美術館新館(2003年4月開設)は、2012年12月に当館とは別経営の複合文化施設SUWAガラスの里の美術館となった。
館内
この節の出典:[6]
- 1階
ミュージアムショップ中央の階段を上る
- 中2階
- 2階
交通アクセス
関連項目
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脚注
参考文献
- 『信州の博物館』 朝日新聞長野支局、1983年
- 『長野県の博物館』 長野県教育委員会 1989年
外部リンク