千葉県道67号生実本納線
千葉県道67号生実本納線(ちばけんどう67ごうおゆみほんのうせん)は千葉市緑区から茂原市に至る、主要地方道である。かつては、一部区間が千葉県道路公社が管理していた有料道路の千葉外房有料道路であったが、2023年(令和5年)2月1日に全線無料開放された。 東京・千葉方面と外房方面を連絡する道路のうち、千葉県道20号千葉大網線(大網街道)の慢性的な交通渋滞緩和のために建設された[1]。事業費は、約234億円。 道路公社は、当初は2013年(平成25年)1月に償還を完了する予定としていたが、付近の道路の渋滞状況やこれまでの建設費を考慮し、14.3キロメートルに及ぶ全区間のうち、鎌取ICから誉田IC(誉田区間:7.1キロメートル)については2007年(平成19年)4月を目処に無料化し、残りの誉田ICから桂IC(茂原区間:7.2キロメートル)の通行料を値下げした上で無料化を2023年(令和5年)1月に先延ばしすることとした。2007年(平成19年)3月にはこの事業変更が国土交通省へ提出され、同年4月から鎌取 - 誉田間が無料化、予定通り2023年(令和5年)2月1日に全線が無料化された。 笹目沢橋北交差点から鎌取インター間は2023年時点で未供用となっている[2]が、千葉市により赤井町工区として2024年8月より整備事業が開始された[3]。 路線データ
歴史
路線状況信号が非常に少なく、高速道路のような走りやすさから、最高速度が法定速度の時速60キロメートルであるにもかかわらず速度超過違反が以前より頻発した。また、誉田区間の4車線化と無料化による交通量の増加にともなって交通事故も急増したため、所轄署である千葉南警察署や交通機動隊の白バイなどによる取締りが頻繁に行われている。 インターチェンジなど
通行料金2019年(令和元年)10月1日から、無料開放の2023年(令和5年)1月31日までの料金。 ETCによる料金自動収受には、最後まで対応していなかった[1]。また、回数券の取り扱いもあった[1]。 大野料金所は大木戸ICからすぐ誉田側に存在した。 全線
(誉田料金所廃止のため、誉田 - 鎌取IC間は無料) 以下旧料金 誉田区間
茂原区間
脚注
関連項目外部リンクInformation related to 千葉県道67号生実本納線 |