吉野 和剛(よしの かずたか、1978年10月15日[1] - 2017年4月10日)は、日本のパフォーマー。トライアングル・コネクション代表取締役。妻は小栗旬の姉で小栗了の妹の小栗麻梨。
人物
大阪府出身[2]、仙台大学卒業[3]。小学6年生から千葉県の体操教室で体操を始める。
千葉県浦安市にあった『シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京(現・舞浜アンフィシアター)』のシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー『ZED』に、2009年よりチャイニーズポール(英語版)のキャストとして出演していた。ZEDへの日本人の出演は、チャイニーズポールでは初、全体でも稲垣正司に続き2人目であった。2011年より、米国ラスベガスの常設ショー『Mystère(英語版)』にチャイニーズポールで出演している。2014年公開の日本映画『ルパン三世』に傭兵サーベル役として出演[4]。
舞浜アンフィシアターで2017年7月から開演予定だった舞台『ライブ・インパクト 進撃の巨人』に向け、アクロバット監督兼出演者として準備していたが、同年4月10日、使用を検討していたワイヤーアクション装置を使いシアター内で自ら宙づり状態になって点検しているさなか、約10メートルの高さから転落し死去した[5][6]。吉野が事故死したことを受けて13日午後、同公演の中止が公式サイトで発表された。
脚注