国立海洋科技博物館
国立海洋科技博物館(こくりつかいようかぎはくぶつかん、National Museum of Marine Science and Technology、略称は海科館)は、台湾基隆市中正区八斗子にある海洋博物館。 海科館は1990年より設立準備が開始され、準備事務局は近隣の海洋大学に設置された。2003年の研究設施区の官制に伴い館内敷地に移動、学校教育の校外活動の受け入れを開始した。計画では2009年の全館オープンを目標としていたが、工事遅延により2012年の部分開館、2014年の全面開館となった。 館内施設
沿革海科館建設計画では公営と民営方式が検討された。その結果教育及び行政センター、収蔵エリア、部分特設展エリア等は海科館の運営範囲とされ、各テーマ展示館、海洋劇場、停車場、景観エリア、公共設施等は民間運営とされた。 国立海洋科技博物館建設計画は1979年、行政院が12項建設計画の中で、大衆の科学知識の向上と科学振興を目的に海洋博物館が指定された。海洋博物館は1985年6月に準備委員会が設立され、世界各国の関係博物館を考察、基本計画が答申され建設予定地が選定された後、1989年9月に行政院により基隆市に「海洋科技博物館」が建設されることが決定した。教育部は1990年1月に「国立海洋科技博物館建設計画チーム」を設立、1997年12月20日に正式に「國立海洋科技博物館準備室」が成立し、建設に向けた具体的な業務を開始した。 1990年の段階で、建設計画チームは海洋大学内に事務所を設置したが、2003年4月、予定地内に完成した「容軒」に移動、先行して完成した「潮境公園」及び「潮境工作站」の一般開放を開始した。 交通外部リンク |