大分県立大分舞鶴高等学校
大分県立大分舞鶴高等学校(おおいたけんりつおおいたまいづるこうとうがっこう)は、大分県大分市今津留一丁目にある公立高等学校。通称「舞鶴(まいづる)」、「舞高(まいこう)」。 設置学科概要1951年(昭和26年)4月1日に創立[1]。普通科に加えて、1997年度(平成9年度)に設置された県下唯一の理数科を有する[2]。 2005年度(平成17年度)から3期にわたり文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けている[3]。指定当時は大分県では唯一の指定校であった。2010年度(平成22年度)からはコアSSHにも指定され、2012年度(平成24年度)からは科学技術人材育成重点枠でのSSHの指定を受けている[1]。 制服男子は典型的な詰襟の学生服、女子は冬服の場合、紺色の生地に青いリボンが付いたセーラー服、夏服の場合は白地に薄青色のセーラー服である。[要出典] 沿革
教育教育方針教育基本法の精神に則り、国家及び社会の有為な形成者として、豊かな人間性を養い、高い人格と識見を具えた心身ともに逞しい人間の育成に努める[4]。 校是舞鶴魂 - しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ[5]
校風校風は自由であり、文武両道を掲げている。[要出典] 時間割7時40分から朝講座が行われていた[6][7]が、2018年度から廃止された。[要出典]内容は日替わりで各教科の演習を行っていた。平日の授業は7時間目まであり、下校できるのは16時35分である。また3年次からは、7限終了後に放課後講座が1~2コマ行われる。[要出典] 進学実績2016年度の国公立大学現役合格率は72.8%。11年連続で70%を超えている[8]。 主な行事
2000年度から、それまで行われていたスキー研修は廃止され、東京への修学旅行は、英語圏のニュージーランドへの海外修学旅行に変更となった。また、49回生、51回生、及び58回生以降の目的地はオーストラリアとなった。[要出典]2016年度(65回生)はベトナム、カンボジア[9]、2017年度(66回生)はベトナムのみ[10]への修学旅行、2019年度(68回生)からはシンガポール、オーストリアになった。
7月、12月、3月(1・2年のみ)の年3回[11]。学校のすぐ隣を流れる大分川でドラゴンボートレースを行ったり、ソフトボール、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどの競技を行う[12][13]。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)としての活動の一環で、理数科1年生を対象に毎年世界遺産屋久島での研修を行っている[3]。大学の教授や研究所の研究員の協力を得て現地ではさまざまな研究を行うことができる。2005年度(平成17年度)には屋久島の隣の種子島の種子島宇宙センターへの見学が行われたが、2006年度(平成18年度)は取りやめられた。この研究の成果は、11月の理数科中間発表会でポスターセッションの形で発表される。[要出典]
2005年度(平成17年度)にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されたことにより、理数科2年生に対して2006年度(平成18年度)からゴールデンウィークを利用してアメリカイエローストーン国立公園への8泊10日の研修を行う。理数科内で参加希望者を募り、イエローストーンについての小論文の試験と国際情報の授業の評点の合計の上位7名が参加となる(2006年度(平成18年度))。参加者はGWを利用して行くため連休の間の授業の日は公欠となる。現地では主な活動としてフィールドワーク、モンタナ州立大学訪問、現地の高校生との交流会などが行われる。また、宿泊はホテルなどは利用せずすべてロッジを利用し、食事などは自分たちでつくることとなる。これらの研修の発表も11月の理数科中間発表会で行われる。[要出典] 部活動文武両道を校是としており、[要出典]2017年度(平成29年度)の部活動への加入率は89%である[5]。 体育部
カヌー部(男女)、陸上部(男女)、テニス部(男子)、ラグビー部が、大分県体育協会の強化指定を受けている[15]。 ラグビー部は、全国高校ラグビー大会において、第54回大会(1975年)で優勝したほか、第53回(1974年)・第63回(1984年)・第83回(2004年)の3大会で準優勝するなど全国でも名立たる強豪校である。松任谷由実の楽曲「ノーサイド」は、1984年(昭和59年)1月7日に行われた第63回大会決勝戦で、天理高校に敗れた大分舞鶴高校をモデルとして作られたとされている[16]。 カヌー部は数多くの選手を国体に送り込み、さらには高校生の日本代表選手も輩出している。[要出典]また、アテネ五輪カヌー競技の足立美穂は当校出身である。 野球部は2022年春(第94回)の21世紀枠で選出され、春夏通じて初出場が決まった[17]。 文化部
吹奏楽部は近年、数多くの大会において大分県代表として九州大会や全国大会へと出場している。また放送部、書道部も例年大分県代表となっている。[要出典] 科学部生物班が、2012年度の第36回全国高等学校総合文化祭の自然科学部門(ポスター発表)において、文部科学大臣賞を受賞している[19]。 放送部の部員が、2018年度の第65回NHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門において、優勝している[20]。 施設グラウンドにあるテニスコート横には、同窓会付設の而立会館[21]、同窓会館[22]がある。同窓会館の学習室には冷暖房設備が備わっており、日曜日・休日等を含む年中無休で開放されている[22]。 また、多目的競技場には太陽光発電機が設置してあり、モニターで発電量を見ることができる。なお、近年は稼働していない。[要出典] 著名な出身者政治
学術文化
アナウンサースポーツ
その他
交通
脚注
関連項目外部リンク |