太閤通駅
太閤通駅(たいこうどおりえき)は、愛知県名古屋市中村区太閤通3丁目にある、名古屋市営地下鉄桜通線の駅である[新聞 2][1]。駅番号はS01、アクセントカラーは水浅葱。 歴史桜通線中村区役所 - 今池間の開通に伴い、1989年(平成元年)9月10日に中村区役所駅(なかむらくやくしょえき)として開業した[2]。開通式は当駅で行われた[2][新聞 3]。 太閤通と環状線が交わる太閤通三丁目交差点の地下に位置し、北側に中村区役所があった。1972年(昭和47年)まで名古屋市電中村線太閤通三丁目停留所があった位置である。計画時の仮称は「中村区役所」とされ、そのまま採用された[新聞 4]。 中村区役所の本陣駅周辺への移転に伴い、2023年(令和5年)1月4日に太閤通駅へ駅名を変更した[新聞 5][WEB 2][WEB 3]。駅名は有識者による「地下鉄駅名称懇談会」や意見募集を経て町名の「太閤通」に決まった[新聞 6][WEB 2]。 年表
駅構造島式ホーム1面2線を有する地下駅である。プラットホームの長さは170 mで[1]、20 m車8両編成まで対応している。可動式ホーム柵を備える[新聞 7]。 桜通線運転区が管轄する[WEB 4]。 のりば
地上との出入口は、環状線(名古屋市道名古屋環状線)と太閤通(愛知県道68号名古屋津島線)の交差点にあるが、改札口はやや東方(名古屋駅寄り)にある。 当駅は終端駅であり、名古屋駅とは反対側に留置線を3本有する(3本とも、縦に2編成留置可能)。徳重方面から当駅2番線で終着した車両は、この留置線に一旦引き上げて折り返し、1番線に入ってくる。この留置線では、かつて検車場として車両の簡単な清掃や検修、日常検査などを行っていた。しかし、2011年(平成23年)3月の名古屋市交通局徳重車庫の使用開始とともにこの検車場は廃止となり、現在は電留線としての機能のみを残している。
利用状況2019年度(令和元年度)の乗車人員は2,404,475人で[WEB 5]、1日平均乗車人員は6,570人である。 開業以降の年度別乗車人員の推移は下表のとおりである。
駅周辺木造の商店や住宅の多い地域であったが、駅開業前後にはマンションなどの建設が盛んに行われた[新聞 2]。 開業時には駅周辺の歩道上に路上駐輪場が整備された[新聞 9]。しかし駅の出入口付近で駐輪場からはみ出しての駐輪が相次いだため、1991年(平成3年)1月4日に駅の南西に平地の市営駐輪場が開設された[新聞 9]。2009年(平成21年)6月1日に駅周辺が自転車等放置禁止区域に指定された。 地下鉄東山線の中村公園駅は太閤通を西へ徒歩20分程度、名古屋駅へは太閤通を東へ徒歩10分強。 周辺の施設バス路線最寄り停留所は、太閤通(愛知県道68号名古屋津島線)と環状線(名古屋市道名古屋環状線)の交差点付近にある地下鉄太閤通である。以下の路線が乗り入れ、名古屋市営バス、名鉄バスにより運行されている。中村区役所の移転に伴い、名古屋市バスと名鉄バスの停留所の名称は駅名変更と同日の2023年(令和5年)1月4日に中村区役所から変更された[WEB 6]。桜通線の起点駅に隣接する停留所であるが、起終点とする系統はなく(中村13が起終点としていたことがある)、 バスターミナルなどは存在しない。 名古屋市営バス名鉄バス隣の駅
脚注注釈
出典WEB
新聞
書籍
参考文献
関連項目外部リンク
|