安生 正(あんじょう ただし、1958年 -)は、日本の小説家・推理作家。京都府京都市出身、東京都在住。京都大学大学院工学研究科卒業。建設会社勤務。
2012年、『生存者ゼロ』で第11回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞[1]。2013年、同作で作家デビュー。2014年、同作が文庫化されると3ヶ月で発行部数が55万部を突破するベストセラーとなった[2]
。オリコンの発表した「2014年 上半期“本”ランキング」の文庫総合部門では約26万部で第14位に[3]、「2014年 年間“本”ランキング」の文庫総合部門では約39万部で第18位にランクインした[4]。
作品リスト
単著
“ゼロ”シリーズ
- 生存者ゼロ(2013年1月 宝島社 / 2014年2月 宝島社文庫)
- ゼロの迎撃(2014年7月 宝島社 / 2015年3月 宝島社文庫)
- ゼロの激震(2016年4月 宝島社 / 2017年6月 宝島社文庫)
その他の作品
- Tの衝撃(2017年1月 実業之日本社)
- レッドリスト(2018年2月 幻冬舎)
- 【改題】レッドリスト 絶滅進化論(2020年8月 幻冬舎文庫)
- 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美(2019年3月 祥伝社)
- 【改題】首都決壊 内閣府災害担当・文月祐美(2022年5月 祥伝社文庫)
- ヴァルキリー(2020年7月 徳間書店)
- ホワイトバグ 生存不能(2021年8月 宝島社)
- 不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの(2022年4月 角川春樹事務所)
アンソロジー
「」内が安生正の作品
- もっとすごい! 10分間ミステリー(2013年5月 宝島社文庫)「特約条項第三条」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編(2013年7月 宝島社文庫)「開かずの踏切」
- このミステリーがすごい! 四つの謎(2014年12月 宝島社)「ダイヤモンドダスト」
- 【改題】不連続な四つの謎 『このミステリーがすごい!』大賞作家傑作アンソロジー(2020年6月 宝島社文庫)
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 食の話(2015年10月 宝島社文庫)「仙境の晩餐」
- 5分で驚く! どんでん返しの物語(2016年6月 宝島社文庫)「仙境の晩餐」「白い記憶」
- 10分間ミステリー THE BEST(2016年9月 宝島社文庫)「特約条項第三条」
- 3分で読める! 誰にも言えない○○の物語(2022年5月 宝島社文庫)「誰にも言えない日中開戦の物語」
映像化作品
テレビドラマ
脚注
関連項目