宮城県道26号気仙沼唐桑線
宮城県道26号気仙沼唐桑線(みやぎけんどう26ごう けせんぬまからくわせん)は、宮城県気仙沼市を通る県道(主要地方道)である。 概要気仙沼市の国道45号と同市の東南部にある唐桑半島先端の御崎地区とを結ぶ。 気仙沼市松崎馬場を通る国道45号気仙沼バイパスより分岐して東へ向かい、東浜街道に沿って気仙沼市役所前や気仙沼港のある市街地を通り、唐桑半島の末端にある御崎神社まで半島を縦断する県道路線。起点の松崎馬場から新浜町の県道34号分岐(及び県道34号の国道45号現道交点までの区間)までの国道45号旧道にあたる区間は、気仙沼市の都市計画道路「片浜鹿折線」に指定されている。[1] 東日本大震災により被害を受けた舞根・浦地区は、より標高が高い防災集団移転住宅団地へのアクセス路として「東舞根復興道路」の整備が進められている[2]。 2011年東日本大震災により気仙沼線の駅舎および線路が被災したため、BRTで仮復旧した際に当県道上に南気仙沼駅・松岩駅が設けられたが、いずれもその後、整備が完了したBRT専用道へ移設された。 路線データ
歴史気仙沼市街と本吉郡唐桑町(当時)を結ぶ路線は、何度か区間、路線名が変更されている。
路線状況本町橋架換え
唐桑最短道(バイパス)
2004年、舞根工区(舞根 - 馬場間約2.4km)の一部区間(浦 - 馬場間約1.5km)が、舞根バイパスとして開通した。 残り区間(舞根 - 浦間約0.9km)は住民アンケートの結果、宮城県道239号馬場只越線只越バイパスを優先整備することにし事業を休止した。 2011年(平成23年)休止中であった舞根 - 浦間を復興予算にて事業化(事業再開)、防災集団移転事業や漁港のアクセスに配慮したルートに見直し区間内に340mのトンネルを新設する。事業区間は1.7km。 化粧坂道路改良気仙沼市街地の南北を結ぶ化粧坂地区において、幅員狭小区間の解消を目的に、国土強靭化事業として延長460m、幅員20mの道路を整備するもの。[5]
未改良区間気仙沼市街地と唐桑半島を最短で結ぶ道路ではあるが、途中の気仙沼市浪板の宮城県道218号大島浪板線交点から石割峠を越え気仙沼市唐桑町浦の舞根バイパスまで未改良区間で、狭小・急カーブ・急勾配の連続で大型車の通行禁止区間である。 地理交差する道路
名所
沿線の施設
脚注
関連項目Information related to 宮城県道26号気仙沼唐桑線 |