小角舌筋(しょうかくぜつきん)は、外舌筋の一つ。小角舌筋を外舌筋とするかどうかは議論があり[1]、舌骨舌筋の一部とされることもあるが、オトガイ舌筋の繊維で分割されており、起始や方向も舌骨舌筋とは全く異なるとされる[2]。小角舌筋が存在しない場合もあるが、およそ80%以上の例で存在が報告されている[3][1]。
約2cmの長さで、 舌骨小角の内側および基部にて起こり、舌骨骨体の一部と接し、舌骨舌筋とオトガイ舌筋の間で、内舌筋繊維と混じる。
舌下神経の枝に支配されている[2]。
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脚注
- ^ a b 児玉ら
- ^ a b 緒方ら(2002)
- ^ 緒方ら(2000)
参考文献
この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)1130ページ本文が含まれています。