岡本尚博
岡本 尚博(おかもと なおひろ、1966年 - )は、日本の実業家。株式会社 大手広告通信社 代表取締役、株式会社横浜ビー・コルセアーズ元代表取締役。東京都出身[1][2]。 経歴1989年、日本大学法学部卒業、大手広告通信社 入社[1]。 2001年、プロ野球マスターズリーグ イベントディレクター就任[1]。 2005年、茨城ゴールデンゴールズ 代表就任[1]。 2010年、日本プロバスケットボールリーグ (bjリーグ) チーフプロデューサー就任[1]。 2013年、横浜ビー・コルセアーズ エグゼクティブプロデューサー就任[1]。 2015年、横浜ビー・コルセアーズ 代表取締役CEO就任[1]。 2020年、大手広告通信社/株式会社 大手 代表取締役就任 大手広告通信社に新卒で入社、プロ野球OBを集めたマスターズリーグに携わった後、タレント・萩本欽一がオーナーの社会人硬式野球クラブチーム 茨城ゴールデンゴールズの発足に企画から携わり球団代表を5年間にわたって務めた。2012年、プロバスケットボールbjリーグのオールスターゲームでイベント統括プロデューサーとしてバスケットボール界と接点を持つ[3]。bjリーグのファイナル、プレーオフの総責任者を担当していた2013年に横浜ビー・コルセアーズの経営危機が表面化したことから、横浜の経営状態の調査などに携わった[3]。最終的に横浜ビー・コルセアーズはbjリーグ2012-2013シーズンで優勝を果たしたが、経営としては債務超過と運用資金ショートによる実質的な経営破綻状態に陥ったため、2013年5月には選手契約や試合運営を含め、球団運営を旧経営陣から大手広告通信社に全面委託することになり[4]、岡本は新執行部のエグゼクティブプロデューサーとして横浜ビー・コルセアーズの経営に参画[5]、Bリーグ開幕に向けた準備時期である2015年5月に代表取締役CEOに就任した。経営者としての施策として経営難に陥っていた球団を立て直すべく、株式の一般公募やパートナー企業との協業等によるキャッシュフローの改善、資金力の強化と共に、観客動員力の向上のためにブランディング、エンターテインメント性を含めたイメージ戦略等を進めて経営破綻を回避。トップリーグであるB1へのBリーグ初年度からの参入を成功させるとともに、Bリーグでもトップレベル(2017-18 Bリーグ平均観客動員数 5位[6])の観客動員力まで成長させた[6]。しかし、この時の債務はその後も球団の財政に大きく影響を与え続けており、チーム成績も低迷を続けることになった。特に2016年のBリーグの開幕以降の横浜ビー・コルセアーズは地区最下位が定位置となり、3シーズン連続で下部リーグへの降格危機に陥った責任を取る形で取締役への降格となった[7]。 スポーツビジネス・プロバスケットボールチームの経営に対する考え方
ギャラリー
脚注
関連項目
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