岫巖満族自治県
岫巌満族自治県(しゅうがん-まんぞく-じちけん、満洲語: ᠰᡝᡥᡝᡥᡠᠨ 地理岫巖県は遼東半島の北部、黄海沿岸に位置する。岫とは穴のある山を意味し、潮汐により岩に多くの穴が形成された地形が広がる。瀋陽市まで243km、鞍山市の中心部まで136kmに位置して、 東隣は鳳城市、西は営口市・蓋州市で、 南に東港市・荘河市、 北に海城市・遼陽市と境を接する。北緯40度~40度39分、東経122度52分~123度41分。 蘇子溝鎮古竜村羅圏溝里は、約5万年前に隕石が衝突した際に形成された、直径約1.8km、深さ150mのクレーター内にある[2]。(北緯40度22分3秒 東経123度27分44秒 / 北緯40.36750度 東経123.46222度)。県の北部には、薬山山地が広がる。 歴史明代に設置された岫巖堡を前身とする。清代になると1772年(乾隆37年)に岫巖庁(sehehun hoton i tinggin)、1876年(光緒2年)には岫巖州(sehehun jeo)に昇格した。中華民国が成立すると1913年(民国2年)に岫巖県と改編された。 1958年には丹東市の管轄県とされた。1985年に岫巖満族自治県に改編、1992年1月には鞍山市に移管された。 行政区画
産業岫巖は、玉石(ヒスイ)の中国最大の産地で埋蔵量も豊富であり「玉都」と呼ばれ、産出する玉石は「岫玉」と呼ばれる。河北省の満城漢墓から出土した2000年前の中山靖王劉勝夫妻の「金縷玉衣」等は、岫玉で製作されたものと鑑定されている。 その他マグネシウムは世界の埋蔵量の80%を占めている。 交通鉄道道路注
外部リンク関連項目
|