愛知県町村会(あいちけんちょうそんかい)は、愛知県の町長、村長による地方自治の協議会。
沿革
1920年(大正9年)5月、日本で最初の「全国町村長会議」が東京で開催され、全国各町村の連絡を図る目的で、地方に道府県町村長会を、中央に全国町村長会をそれぞれ組織し、「自治精神の普及徹底方法を攻究すること」とする提案が満場一致で採択された。これを受けて愛知県でも、1920年(大正9年)6月に「愛知県町村長会」を設立した。その後、1947年(昭和22年)10月に「愛知県町村会」に改組し、町村間の連絡調整と地方自治の振興発展を図ることを目的として、現在に至る。県内の町村数は、発足当時は71町191村だったが、昭和の大合併後の1956年(昭和31年)9月には57町33村となり、更に1994年(平成6年)10月には47町10村となり、平成の大合併を経て、現在は14町2村となっている。
会員
愛知県内全ての町村長(16名、うち町長14名、村長2名)
郡名 |
町村名 |
肖像 |
氏名 |
期数 |
人口 |
人口順 |
備考
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愛知郡 |
東郷町長 |
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石橋直季 |
1 |
43,884 |
02 |
|
西春日井郡 |
豊山町長 |
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服部正樹 |
2 |
15,698 |
11 |
幹事
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丹羽郡 |
大口町長 |
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鈴木雅博 |
3 |
24,213 |
09 |
副会長
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扶桑町長 |
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鯖瀬武 |
2 |
34,320 |
06 |
|
海部郡 |
大治町長 |
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村上昌生 |
3 |
32,904 |
07
|
蟹江町長 |
|
横江淳一 |
5 |
36,920 |
05 |
会長
|
飛島村長 |
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加藤光彦 |
2 |
04,467 |
13 |
|
知多郡 |
阿久比町長 |
|
田中清高 |
1 |
28,015 |
08 |
|
東浦町長 |
|
日高輝夫 |
1 |
49,562 |
01 |
|
南知多町長 |
|
石黒和彦 |
4 |
15,425 |
12 |
|
美浜町長 |
|
八谷充則 |
1 |
21,673 |
10 |
|
武豊町長 |
|
籾山芳輝 |
5 |
43,284 |
03 |
|
額田郡 |
幸田町長 |
|
成瀬敦 |
2 |
42,235 |
04 |
監事
|
北設楽郡 |
設楽町長 |
|
土屋浩 |
1 |
04,006 |
14 |
|
東栄町長 |
|
村上孝治 |
3 |
02,658 |
15 |
副会長
|
豊根村長 |
|
伊藤浩亘 |
1 |
00918 |
16 |
|
役員
会長1名、副会長2名、監事2名、理事3名の計8名
- 2024年(令和6年)7月12日現在[4][5]。
- 会長、副会長及び監事の任期は2023年(令和5年)6月17日から2年間[6]。
消滅可能性都市
愛知県町村会に所属するほとんどの町村で人口が減少しており、14の町村のうち6つの町村が消滅可能性都市に指定されている[7]。消滅可能性都市とは、20~39歳の女性の数[注釈 1]が、2010年から40年にかけて5割以下に減る自治体。
2024年(令和6年)4月24日、「人口戦略会議」は報告書を発表[8]。飛島村が脱却して自立持続可能性自治体となった。
また、大府市、日進市、東郷町、幸田町、阿久比町、飛島村の6市町村は自立持続可能性自治体に指定された。
歴代会長
愛知県町村会歴代会長
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代 |
肖像 |
氏名 |
就任日 |
退任日 |
町村名
|
|
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山内勉 |
1989年(平成元年)06月17日 |
1991年(平成03年)06月16日 |
祖父江町
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小出甲子夫 |
1991年(平成03年)06月17日 |
1993年(平成05年)06月16日 |
足助町
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加藤鋭男 |
1993年(平成05年)06月17日 |
1995年(平成07年)06月16日 |
十四山村
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|
|
後藤米治 |
1995年(平成07年)06月17日 |
1997年(平成09年)06月16日 |
設楽町
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山内和夫 |
1997年(平成09年)06月17日 |
1999年(平成11年)06月16日 |
阿久比町
|
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|
塚田武士 |
1999年(平成11年)06月17日 |
2001年(平成13年)06月16日 |
旭町
|
|
|
加藤梅雄 |
2001年(平成13年)06月17日 |
2003年(平成17年)06月16日 |
長久手町
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|
藤田享 |
2003年(平成15年)06月17日 |
2005年(平成19年)06月16日 |
小坂井町
|
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|
齋藤宏一 |
2005年(平成17年)06月17日 |
2007年(平成21年)06月16日 |
美浜町
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|
近藤徳光 |
2007年(平成19年)06月17日 |
2009年(平成23年)06月16日 |
幸田町
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|
江戸満 |
2009年(平成21年)06月17日 |
2011年(平成25年)06月16日 |
扶桑町
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|
横山光明 |
2011年(平成23年)06月17日 |
2013年(平成25年)06月16日 |
設楽町
|
|
|
籾山芳輝 |
2013年(平成25年)06月17日 |
2015年(平成27年)06月16日 |
武豊町
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久野時男 |
2015年(平成27年)06月17日 |
2017年(平成29年)06月16日 |
飛島村
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大須賀一誠 |
2017年(平成29年)06月17日 |
2019年(令和元年)06月16日 |
幸田町
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鈴木雅博 |
2019年(令和元年)06月17日 |
2021年(令和03年)06月16日 |
大口町
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成瀬敦 |
2021年(令和03年)06月17日 |
2023年(令和05年)06月16日 |
幸田町
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横江淳一 |
2023年(令和05年)06月17日 |
現職 |
蟹江町
|
町村別会長選出回数一覧
脚注
注釈
- ^ 子どもの大半をこの年代の女性が産んでいることから、次の世代の人口を左右するとされる。
関連項目
外部リンク