戸沢 民十郎(とざわ たみじゅうろう、1878年(明治11年)5月20日[1] – 1952年(昭和27年)9月23日[2])は、衆議院議員(憲政会→立憲民政党)、司法参与官。弁護士。
経歴
香川県小豆郡安田村(現在の小豆島町)出身。1909年(明治42年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、高松市で弁護士事務所を開業した。1914年(大正3年)、高松市会議員に当選。1918年(大正7年)、香川県会議員に当選した。その後、東京市で弁護士事務所を開いた[1]。
1924年(大正13年)、第15回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。以後、5回連続当選を果たした。その間、第2次若槻内閣で司法参与官を務めた。
また南満洲太興合名会社の理事となり、同社の子会社の天図鉄道公司の総弁に就任した[3]。その他に図們鉄道会社監査役も務めた[4]。
脚注
- ^ a b 『帝国人事大鑑』
- ^ 『政治家人名事典』
- ^ 『衆議院要覧』
- ^ 『人事興信録』
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 『衆議院要覧(乙)昭和三年』衆議院事務局、1928年。
- 『昭和十一年度版 帝国人事大鑑』帝国日日通信社、1936年。
- 『衆議院要覧(乙)昭和十七年十一月』衆議院事務局、1942年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。