手塚 ヒロミチ(てづか ヒロミチ、10月5日[1] - )は、日本の男性声優。茨城県出身[1]。リマックス所属[1]。
略歴
関東の片田舎生まれで、子供の頃は漫画しか娯楽がなかった[2]。小中高時代と死ぬほど漫画を読んでいたが、本を捨てるという発想がなく、漫画雑誌をため込んでいた[2]。実家の自室には大量の蔵書が並んでおり、2023年時点では帰省した際は本棚から思い出の漫画を取り出して「今回は実家でこれを読もう」と決めて読み直しているという[2]。
学生時代を通じて『週刊少年マガジン』、『週刊少年ジャンプ』、『月刊コロコロコミック』、『コミックボンボン』、『月刊少年ガンガン』、『月刊Gファンタジー』、『月刊少年ギャグ王』、『ドラゴンマガジン』と、8誌もの雑誌を毎月購読しており、そのなかでも特にお気に入りだったのが『週刊少年マガジン』と『コミックボンボン』であった[2]。1990年代は『ジャンプ黄金期』で、父がジャンプ派、手塚はマガジン派で、2冊とも家にあるという環境で、どちらも読んでいたが、恋愛漫画やエッチな作品が多かったことからマガジン派であったという[2]。特に印象に残っていた作品は『BOYS BE…』で、学生時代は恋愛や女の子とつき合うということに縁がなく、バレンタインにチョコを貰うといったことは一大事のようなノリであった[2]。そんな環境において『BOYS BE…』は「恋愛とはこういうものだ」と教えてくれた作品で、あの頃は「学校が休みの日に家にいたら、女の子が遊びにくるシチュエーションが世の中にはあるんだ」と思っていたという[2]。
『コミックボンボン』では『スーパーバーコードウォリアーズ』がお気に入りだったが、「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わってしまい、「本当にこういう風な終わり方をするマンガがあるんだ」と衝撃を受けていた[2]。他には『ガンダム』が好きだったこともあり、騎士ガンダム、武者ガンダムの漫画も読んでいた[2]。当時はプラモデルを作ることにも熱中しており、小学3年生くらいから小学校卒業まで、毎週親に1個SDガンダムのプラモデルを買ってもらい、最終的に200個くらい作っていた[2]。特に思い出深いのがスペリオルドラゴンで、当時都市部に遠足に行った際に、周囲の友人がお土産やキーホルダーを買うなか、スペリオルドラゴンのプラモデルを買っていたという[2]。
小学校時代の将来の夢は漫画家になることであったが、転機は『月刊少年ガンガン』との出会いであった[2]。連載されていた『突撃!パッパラ隊』では、結構オタク脳にされていた感があった[2]。他にも『Z MAN』、『ハーメルンのバイオリン弾き』も全巻コミックスを買っていた[2]。ジョージ秋山の漫画『ドブゲロサマ』も読んでおり、青年誌のイメージがあったため、『月刊少年ガンガン』で連載開始した時は衝撃的であったという[2]。
ますますディープな漫画の世界にのめり込んでいき、漫画とライトノベルを掲載している『ドラゴンマガジン』を手に取るようにもなった[2]。連載されていた『スレイヤーズ』で、がっつりオタクになった[2]。他にはあかほりさとるの作品にも熱中し、特にのめり込んだのがゲーム『サクラ大戦』であった[2]。そこでキャラクターデザインの藤島康介を知り、『ああっ女神さまっ』を読むようになり、漫画好きからアニメ、ゲームを横断して楽しむオタクへと一段ステップアップしていた[2]。自然な流れでゲーム、アニメにも没頭するようになり、小学6年生の頃にはなりたい職業が漫画家から声優に変わっていた[2]。その後、高校卒業と同時に上京して2011年に声優デビュー[2]。
先述のとおり本を捨てることができず、上京後も変わらず週刊誌を買い続けていた[2]。当初はお金がないためワンルームにしか住めず、雑誌の置き場所がなくなり、しばらくは段ボール箱に詰めて実家に送っていたが、親から「もう買うのをやめろ」と言われた[2]。その時に「これ以上迷惑をかけられない」と思い、雑誌を買うのを一旦やめて、一人暮らしを機にコミックス中心に漫画を楽しむようになったという[2]。電子書籍でも漫画を購入するが、基本的に紙媒体が好きなため、コミックスで手元に置いておきたいこともあり、2023年時点も昔の漫画で読んでなかった作品は全巻追いかけて買い、1巻をジャケ買いした作品で面白かったら続きもまとめて買っているという[2]。
人物
テレビアニメ『EDENS ZERO』ではワイズ・シュタイナー役を演じているが、『RAVE』の頃から作者の真島ヒロの作品を知り、「夢があるな」、「やはり声優を長く続けていても、そういう思い入れのある作品に出ることができる人ってそう多くはない」といい、「自分は幸せ者です」と語る[2]。
趣味はラーメン屋巡り、特撮鑑賞、洋服収集、モノマネ[1]。特技はギター、料理[1]。資格はリアクトライトプロバイダー、書道毛筆二段[1]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 2011年
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- 2012年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
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- 2022年
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- 2023年
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- 2024年
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- 2025年
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劇場アニメ
- 2010年代
-
- 2020年代
-
OVA
Webアニメ
- 2014年
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- 2016年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
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- 2022年
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- HEROES ヒーローズ 〜Legend of Battle Disks〜(ボルテックス[24])
- 爆丸エボリューションズ(2022年 - 2023年、アリソン、マクスタウラー、ハーぺリオン)
- スプリガン(米兵A、医者)
- 2023年
-
- 2024年
-
ゲーム
- 2011年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2020年
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- 2021年
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- 2022年
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- 2023年
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- 2024年
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吹き替え
映画(吹き替え)
ドラマ
アニメ
特撮
ラジオドラマ
ナレーション
映画
舞台
広告
ディスコグラフィ
キャラクターソング
脚注
シリーズ一覧
- ^ 第1期(2014年)、第2期第1クール『第弐期』(2017年)、第2期第2クール『第弐期その弐』(2018年)
- ^ 第1期(2015年)、第2期『風塵乱舞』(2016年)
- ^ 第1期(2015年 - 2016年)、第2期(2016年 - 2017年)
- ^ 第3期『銀魂゚』(2015年)、第4期『銀魂.』(2017年 - 2018年)
- ^ 第2作『グリザイアの迷宮』(2015年)、第3作『グリザイアの楽園』(2015年)
- ^ 第1クール(2015年)、第2クール(2016年)
- ^ 第1期(2015年)、第2期『弐ノ皿』(2016年)
- ^ 第3期『GX』(2015年)、第4期『AXZ』(2017年)
- ^ 第1期(2015年)、第2期『II』(2019年)
- ^ 第1クール『デュラララ!!×2 承』(2015年)、第2クール『デュラララ!!×2 転』(2015年)、第3クール『デュラララ!!×2 結』(2016年)
- ^ 第3期『BorN』(2015年)、第4期『HERO』(2018年)
- ^ 第1期(2015年)、第2期(2019年)
- ^ 第1期(2016年)、第2期『2nd』(2016年)
- ^ 第1シリーズ(2016年)、第2シリーズ(2018年)
- ^ 第1期(2016年)、第2期(2018年)
- ^ 第1シーズン(2016年)、第4シーズン(2023年)
- ^ 第2期『II』(2018年)、第3期『III』(2018年)、第4期『IV』(2022年)
- ^ 第1期(2018年)、第2期『Second BEAT!』(2020年)
- ^ 第1期(2018年)、第2期『2』(2019年)、第3期『3』(2022年)
- ^ 第3期・最終章『:re』(2018年)
- ^ 第1期(2018年)、第2期『II』(2024年)
- ^ 第一期(2018年)、第二期(2018年)、第三期(2020年)
- ^ 第1期(2018年)、第2期『II』(2019年)
- ^ 第1期(2018年 - 2019年)、第2期第1部(2021年)、第2期第2部(2021年)、第3期(2024年)
- ^ 4th Season『黄金の風』(2018年 - 2019年)、5th Season『ストーンオーシャン』第1クール(2022年)、5th Season『ストーンオーシャン』第2クール(2022年)、5th Season『ストーンオーシャン』第3クール(2023年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期(Season2)(2022年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期『ぼくたちは勉強ができない!』(2019年)
- ^ 第1クール(2019年)、第2クール(2019年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期(2020年)
- ^ 第1期(2020年)、第2期『ぱーんち!』(2023年)
- ^ 第1期(2021年)、第2期(2023年)
- ^ 第1期(2021年)、第2期『2』(2024年)
- ^ 第一幕(2021年)、第二幕(2024年)
- ^ 特別編『Double Mix』(2022年)、第2期『All Mix』(2023年)
ユニットメンバー
出典
外部リンク
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所属声優 |
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預かり声優 |
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業務提携 | |
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旧・所属声優 | |
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