「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」(てがみ しんあいなるこどもたちへ)は、樋口了一の15thシングル。
概要
年老いた親の自分の子供へ向けたメッセージが歌われている。元の歌詞はポルトガル語で書かれており、作者不詳(読み人知らず)。樋口了一の友人、角智織の元に偶然届いたチェーンメールに詩が記載されていて、この詩に感銘を受けた角が詩を翻訳、樋口に見せたところ樋口も感銘を受けたため、曲の制作・発売に至った。ジャケットはタイトルにちなんで、手紙を模したもの。封筒にある消印は「葡萄牙」(ポルトガル)と書かれている。歌詞カードは便箋風となっており縦書きで書かれている。
2009年3月3日に放送された日本テレビ系『誰も知らない泣ける歌』に出演、出演後のオリコンでは、発売後4ヵ月経った3月16日付け週間シングルランキングで50位にランクイン、その次の週の3月23日付けでは37位に上昇している[1]。5月11日、NHK総合『生活ほっとモーニング』、テレビ朝日『ワイド!スクランブル』などで特集され、同日付のオリコンデイリーシングルランキングで首位を獲得した[2]。さらに同年5月25日付オリコン週間シングルランキングで9位となり、発売から半年以上たって初のトップ10入りを果たした。
2009年度の日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した。
2012年2月22日にポルトガル語と英語に訳し樋口セルフカバーしたシングル、「TEGAMI」がリリースされた。
収録曲
- 手紙〜親愛なる子供たちへ〜
(原作詞:不詳、訳詞:角智織、補足詞・作曲:樋口了一、ストリングス・アレンジ:本田優一郎)
- 手紙〜親愛なる子供たちへ〜(インストゥルメンタル)
(演奏:樋口了一)
脚注
- ^ “樋口了一の“泣ける歌”がチャート上昇中”. BARKS (2009年3月19日). 2009年5月24日閲覧。
- ^ “樋口了一のシングル「手紙」発売202日目で初の1位”. オリコン (2009年5月13日). 2009年5月13日閲覧。
外部リンク