日本体育大学荏原高等学校
日本体育大学荏原高等学校(にっぽんたいいくだいがくえばらこうとうがっこう)は、東京都大田区池上八丁目に所在する私立高等学校[注 1]。2016年4月1日より「日体荏原高等学校」から「日本体育大学荏原高等学校」に校名を変更した。 概要1904年の創立以来、永きに渡って男子校だったが1998年からは男女共学校となり、制服も男子は詰め襟の学生服からネクタイ着用によるブレザースタイルへと変更になった。 通称は「バラ校」「エバラ」(※1970年代 - 1990年代にかけ現役生だったOB、「荏原高校通り商店街」を中心とした近隣の地元住民やオールドファンの間では当時の校風や現役生たちの気質を反映した「薔薇校」の愛称で知られている)。 アスリートや体育系指導者を輩出する日本体育大学の系属校(日体大内部推薦枠を持つ高等学校)である。 尚、大正時代の旧制荏原中学時代には、旧制一高合格者数で上位にランクされたこともあった。 校名の「荏原」はかつての東京府荏原郡に因む。創立時の所在地は同郡大井村であり、現所在地の池上8丁目は旧荏原郡池上村にあたる。また校舎と挟んで位置するグラウンドや体育館は旧同郡矢口村(現大田区東矢口)である。いずれも現在の荏原(旧同郡平塚村)からは離れている。 体育会系運動部の部活動は盛んで、硬式野球部やハンドボール部の全国大会出場を始め、ラグビー部やゴルフ部、器械体操部や柔道部、ダンス部等が全国大会において実績を残している。 中でも硬式野球部は1968年の明治維新百年記念明治神宮野球大会の優勝を始め、春の選抜高等学校野球大会(第37回選抜高等学校野球大会・第41回選抜高等学校野球大会)、夏の全国高等学校野球選手権大会(第58回全国高等学校野球選手権大会)など甲子園に春2回、夏1回の出場を果たしている。 近年は翌春のセンバツ甲子園大会の選考大会である2012年秋季東京都高校野球大会でのベスト4や、2013年秋季東京都高校野球大会でのベスト8など伝統校復活の兆しを見せている。 日本体育大学の系属校であるが付属校ではないため、エスカレーター式による日本体育大学への進学はできない。系属校推薦の基準は、3年間クラブ活動(運動部)に在籍、評定、欠席日数、生活態度が良く模範となる生徒、基礎力テストの結果等を考慮して推薦者を決める。過去5年間の日本体育大学への入学者数は30 - 53人。また、系属校推薦を受けるのは全コースから可能だが、例年、体育コースの生徒が多数を占めている[1][2]。 沿革
設置課程
最寄駅学園祭「荏原祭」と呼ばれ毎年9月に行われる。また、同名で体育祭も「荏原祭」に分類される。 部活動最重点強化種目(運動部)重点強化種目(運動部)
体育局(運動部)
学芸局(文化部)サークル
著名な出身者
脚注注釈出典
関連項目外部リンクInformation related to 日本体育大学荏原高等学校 |