春風亭柳枝 (9代目)
九代目 春風亭 柳枝(くだいめ しゅんぷうてい りゅうし、1981年(昭和56年)8月23日 - )は、落語家。落語協会所属。本名:小杉 学史。出囃子は『都囃子』。名跡「春風亭柳枝」の当代である。 経歴東京都目黒区出身。安田学園中学校・高等学校[1]、明治学院大学文学部芸術学科卒業。 2006年4月、春風亭正朝に入門。前座となり正太郎を名乗る。2009年11月、三遊亭めぐろ、古今亭大五朗(廃業)と共に二ツ目昇進。 2021年3月下席より弁財亭和泉、柳亭燕三、柳家㐂三郎、三遊亭れん生(めぐろ改め)と共に真打に昇進[2]し、同時に九代目春風亭柳枝を襲名[3][4]、3月21日の鈴本演芸場での襲名披露興行初日に九代目柳枝として初高座を務めた[5]。 感染症予防のため数回にわたり延期されていた真打昇進披露宴は、2023年9月28日に帝国ホテルに500人あまりの来賓を招き、スペシャルゲストにさだまさしを迎えて開催された[6][7]。 芸歴受賞歴
人物趣味は漫画、似顔絵を描くこと、読書、古典ミステリー研究、映画鑑賞。 安田学園高等学校の先輩には立川龍志、3代目古今亭圓菊がいる。 アマチュア落語時代、「波雷亭可ん朝」の高座名で活動していた[10]。 正太郎時代に「名前から春風亭昇太の弟子と間違われる事がある」とNHKラジオ「すっぴん!」の番組コーナー内で語っている。 2011年10月、東日本大震災直後の福島県いわき市による農作物放射線物質測定結果を公表する「見せます! いわき情報局」の特別委員に任命され、柳家一琴(隊長)、林家彦丸、柳家小太郎と共に野菜のおいしさと安全性を届けるPR活動に活躍した[11]。 春風亭柳枝襲名の際には、三谷北町会青年部より祝いの横断幕が東急東横線学芸大学駅西口商店街入口に掲げられた[12]。 演じる人が少なくなっていた柳枝の大師匠にあたる春風亭柳朝(5代目)の新作落語「駆込寺」(作:鈴木みちを)[13]を発掘、積極的に演じている[14]。柳枝は金原亭馬久・春風亭一花夫妻にもこの噺の稽古をつけ[15]、一花はNHK新人落語大賞(2024年)で披露、準優勝した。 演目出囃子出演インターネット
テレビ
ラジオ
出典
外部リンク
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