有澤 孝紀(ありさわ たかのり、1951年4月2日[1] - 2005年11月26日)は、東京都出身[1]で、多くのアニメ作品のBGMやCM音楽を手掛けた日本の作曲家、編曲家。妻は歌手の有澤圭子。有沢 孝紀と表記されることもあった。
来歴
1975年頃から前田憲男に師事[1]。洗足学園大学音楽学部卒業後、1980年、コーラスグループ「SOAP」としてレコードデビュー[1]。代表曲に「コカコーラ」(1980〜81年)やJAL30周年キャンペーンソング「愛のTAKE OFF」(1981年)等。「SOAP」解散後は、作曲家として活躍[1]。「美少女戦士セーラームーン」のBGMで1998年、2000年、2001年のJASRAC賞国際賞を受賞した。
2005年11月26日、膀胱癌のため54歳で死去。
人物
- 趣味・特技はピアノ、卓球、チェス、ドライブ、オートバイ。
- 視力が悪く、プライベートではほぼ必ず眼鏡をかけていた。
- たばこを吸っていた時期もあったが、40歳の頃に禁煙している。
- 自動車のメカニズムにも精通していた。
主な作品
アニメ
CM曲
その他
編曲作品 (ゲーム)
編曲作品 (童謡)
- 大きな栗の木の下で(歌:林幸生、鹿島かんな、森の木児童合唱団)
- おんまはみんな(歌:森の木児童合唱団)
- 汽車ポッポ(歌:山野さと子)
- 手をつなごう(歌:鳥海佑貴子、森の木児童合唱団)
- 山の音楽家(歌:山野さと子)
- ねこふんじゃった(歌:山野さと子)
- かえるのうた(歌:橋本潮、森の木児童合唱団)
- 一年生になったら(歌:濱松清香、林幸生、森の木児童合唱団)
- せんせいとおともだち(歌:森の木児童合唱団)
- A・B・Cのうた(歌:山野さと子、森の木児童合唱団)
- 手をたたきましょう(歌:山野さと子、森の木児童合唱団)
- 10人のインディアン(歌:鳥海佑貴子、森の木児童合唱団)
- とけいのうた(歌:野田恵里子、濱松清香、森の木児童合唱団)
- 大きな古時計(歌:仁科竹人)
- マーチング・マーチ(歌:橋本潮、森の木児童合唱団)
- 線路は続くよどこまでも(歌:森の木児童合唱団)
その他
脚注
- ^ a b c d e 『なかよしメディアブックス3 映画 美少女戦士セーラームーンR メモリアルアルバム』第100頁より。
外部リンク