杜の都信用金庫
杜の都信用金庫(もりのみやこしんようきんこ、英語:Mori No Miyako Shinkin Bank)は、宮城県仙台市青葉区に本店を置く信用金庫である。 概要2005年7月19日、仙台信用金庫(本店:仙台市青葉区)と塩竈信用金庫(本店:塩竈市尾島町)が対等合併して発足した[1](存続法人は仙台信用金庫で、塩竈信用金庫は法的には仙台信用金庫に吸収合併されて解散)。名称は一般公募され約2千件の応募から最も多かった「杜の都」と緑が多い地域社会にという思いを込め、杜の都信用金庫とした[2]。この合併は、東北全体の信用金庫の再編の口火を切ったとされる。 帝国データバンク仙台支店が発表した2017年10月時点での県内企業におけるメインバンクの実態に関する調査結果において杜の都信金は、1位である七十七銀行の56.04%、2位である仙台銀行の12.56%に次ぐ3位で、6.29%のシェアを県内において占めている[3]。 店舗展開本店・本部の再開発関連2007年12月17日、仙台市役所近隣に所在した本店営業部を置く本部ビルが老朽化したため、広瀬通沿いに建設した地上8階、地下1階の中央支店本部ビルで本部業務を開始し、翌年1月15日、1階で中央支店が営業を開始した[4]。 2008年には、旧本部ビルの建物と土地を売却の上、建設されるビルの1階に本店営業部を入居させることを条件にした競争入札を実施。NTT都市開発が落札した[5]。同年秋にはビル建設が着工され、2009年10月13日には竣工した地上7階、地下1階からなるアーバンネット定禅寺ビル1階で本店営業部は営業を開始した。 本店ビル完成本店営業部を置いていたアーバンネット定禅寺ビルの賃借契約期限を2019年に迎えることなどを踏まえ、杜の都信金は業務効率化や顧客に対する利便性確保を狙い、東京エレクトロンホール宮城(青葉区国分町3丁目)の北側のビル跡地に地上6階、地下1階の新本店ビルを建設し、2019年7月8日、完成した新本店ビルでの営業を開始した。これに伴い、アーバンネット定禅寺ビルから本店営業部は撤退し、中央支店本部ビルから本部機能が新本店ビルに移った。新本店ビルは1階に本店営業部、2階に約300人が入るホールを設置したほか、ATMを4台設置した[6][7]。 塩竈営業部旧塩竈信金本店は現在の塩竈営業部の位置に所在したが、現在の塩竈営業部は旧仙台信用金庫の塩竈支店が合併と同時に同所に移転し、その際同時に旧塩竈信金本店・同中央支店を統合した上で営業部に昇格している。従って、塩竈営業部は、口座勘定および組織としては旧塩竈信金の本店をそのまま継承した店舗ではない。 沿革
totoの払い戻し店スポーツ振興くじ(toto)の払い戻し店は以下の店舗で行う。
ギャラリー
脚注
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