東京水辺ライン(とうきょうみずべライン)は、東京港、隅田川、荒川にて定期・不定期運航している水上バスである。
概要
東京都公園協会が運営する水上バスで、下記の定期・不定期航路船舶のほか、貸切便、イベント便、宴便などがある。貸切便は、定員140名の「さくら・あじさい号」と定員200名の「こすもす号」の2船があり、時間貸制。宴便は、航路が両国 - レインボーブリッジ通過後Uターン - 両国で、2時間のクルージングを完全貸切で楽しめる。
運休日は毎週月曜日(ただし、祝・祭日にあたるときは翌日)及び年末年始(12月29日 - 1月3日)。
2020年6月を予定して、両国発着場周辺に両国リバーセンターを整備する計画となっている。
運航路線
- 両国・お台場クルーズ(運休日を除き通年定期運航)
- シーサイドコース(休日は定期運航、その他は不定期運航、下記の2コースがある)
- TOKYOベイコース(休日は定期運航、その他は不定期運航)
- 両国 - 越中島 - 明石町・聖路加ガーデン前 - 浜離宮 - お台場海浜公園 - (有明西運河経由) - 東京ビッグサイト - 葛西臨海公園
- トワイライトクルーズお台場(休日の不定期運航)
- 隅田川散策の旅(休日の特定日運航)
- 江戸・東京 ぶらり旅(土曜日の特定日運航)
- 両国 - 越中島 - 明石町・聖路加ガーデン前 - 浜離宮 - お台場海浜公園 - (有明西運河経由) - 東京ビッグサイト - 葛西臨海公園 - (荒川ロックゲート経由) - 平井 - (隅田水門通過) - 千住 - 桜橋 - 両国
- い・ち・に・ち ゆらり旅(日曜日・祝日の特定日運航)
- 両国 - 墨田区吾妻橋 - 浜町 - 越中島 - 明石町・聖路加ガーデン前 - 浜離宮 - お台場海浜公園 - 船の科学館 - 葛西臨海公園 - 平井 - (岩淵水門経由) - 小豆沢 - 神谷 - 荒川遊園 - 千住 - 桜橋 - 両国
- 両国レインボーブリッジ周遊(休日の不定期運航)
- 両国 - レインボーブリッジ通過後Uターン - 両国
※特定日についてはホームページで確認可能。
所属船舶
- さくら
- 総トン数54トン、座席54名・定員140名。1991年(平成3年)7月就航。
- あじさい
- 総トン数54トン、座席54名・定員140名。1991年(平成3年)7月就航。
- こすもす
- 総トン数76トン、座席130名・定員200名。1993年(平成5年)3月就航。
発着場とその近隣施設
過去の発着場
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パレットタウン発着場周辺の様子。写真中央下がパレットタウン発着場で、桟橋に接岸する
屋形船と乗船客が見える。
写真中央奥、大型フェリーが停泊中の埠頭は
有明フェリー埠頭、左奥遠方に見えるのが
東京国際展示場である。
ギャラリー
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「浅草・お台場クルーズ」両国発着場(2009年3月10日撮影)
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明石町・聖路加ガーデン前(2009年3月10日撮影)
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開放動作中の汐留川水門に進入する「こすもす」(2021年11月撮影)
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浜離宮発着場(2009年3月10日撮影)
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レインボーブリッジを見る(2009年3月10日撮影)
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レインボーブリッジ下を潜る(2009年3月10日撮影)
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お台場地区を見る(2009年3月10日撮影)
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お台場海浜公園発着場(2009年3月10日撮影)
関連項目
外部リンク