柳瀬雄之柳瀬 雄之(やなせ ゆうじ[1][2]、7月22日[3] - )は、日本のアニメ監督、アニメーター。 人物幼少期は自宅に実姉、近所に親戚の姉がいる環境にて育ち、小学6年生当時には庄司陽子の『生徒諸君!』(講談社)に夢中となるなど少女漫画が好きだったことから、絵で飯を食べられるようになろうと漫画家を目指す[4]。その後、少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)に原稿を持ち込むが、編集からの評価が賞レースでいうところの「あと一歩」だったことから自分には才能が無いと感じたため、アニメーターなら上達も早いのではと考え、アニメ雑誌に掲載されていた募集に応募してサンライズ系の制作会社[注 1]に入社する[4]。 やがて、作画監督のついでにとプロデューサーに誘われて演出を初めて担当した作品では上手く行かず、悔しかったからとさらに担当した他の作品で要領を掴めると、演出も多く担当するようになる[4]。アニメーションでは作画も演出も監督も役者だと考えており、作画での演技の作り方が演出では大きく異なることから、作画だけを担当していた当時の視野の狭さを思い知らされた結果、演出の経験で視野が広がったのはありがたいと思っているという[4]。 2014年には『ひめゴト』で初めて監督を担当したが、これもそれ以前に好きな別作品のアニメ化企画を出版社に提案するなどの行動に出ていた当時に誘われたものである[4]。なお、『ひめゴト』や『温泉幼精ハコネちゃん』では絵コンテも全話担当したが、これらは短編であるだけでなく統一感が特に必要な作品だと思ったからであるという[4]。 自分の監督作品では若手声優にチャンスを与えられる場を作ろうとの考えから、メインには難しいがサブにはできるだけ経験の無い人を呼びたいと思っているという[5]。 2024年に監督を担当した『歴史に残る悪女になるぞ』では、ドイツのポツダムにて同年7月19日から21日まで開催されたアニメイベント「Anime Messe Babelsberg」で第1話の世界最速プレミア上映を行うこととなり、現地に登壇してライブドローイングやサイン会にも参加した[2][6][7]。 作品テレビアニメ
OVA
Webアニメ
劇場アニメ脚注注釈出典
外部リンク
|