深山 計(みやま はかる、1954年2月18日 - 2018年11月1日)は、兵庫県出身のフリーアナウンサー。
経歴
関西学院大学卒業後の1976年、中国放送(RCC)に技術担当職員として入社し、同社のアナウンサー不足に伴いアナウンス部に異動となる。1984年と1986年には日本シリーズで実況を担当し、広島東洋カープの日本一達成の瞬間(1984年)を伝えている。1989年にニッポン放送へ移籍し、ニッポン放送ショウアップナイターやマラソン中継を担当。同年のパリ駅伝では悪天候でモニターに何ひとつ映像が来ない中、自ら歩測して作ったコースの地図とストップウォッチだけを頼りに、推測しながら実況をこなした[1]。1996年のアトランタオリンピックでは、ジャパンコンソーシアムの一員として、開会式・女子マラソン・水泳・陸上・バレーボール・レスリング等の実況を担当した。独特の特徴として、ニッポン放送移籍後は、放送中にアナウンサーを呼びかける場合に、アナウンサーの呼称なしで紹介する、唯一のスポーツアナウンサーであった(古巣の中国放送への広島東洋カープのビジターゲームの裏送りでは、呼称をつけることがあった)。
2002年にニッポン放送を退社するとともに、スポーツマネージメント会社「ライツ」の取締役に就任。スポーツアナウンサーとして活躍するかたわら、スポーツをテーマにしたシンポジウムやトークショーなどの司会・コーディネーターも務めていた。
2018年11月1日21時11分、直腸がんのため東京都品川区の病院で死去[2][3][4]。64歳没。
担当番組
- 中国放送時代
- ニッポン放送時代
- フリー時代
脚注
外部リンク