湯沢駅
湯沢駅(ゆざわえき)は、秋田県湯沢市表町[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。 1928年(昭和3年)8月10日には雄勝鉄道[注 1]・当駅 - 西馬音内駅間が開通し分岐駅となったが、1973年(昭和48年)4月1日に廃止となった。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。橋上駅舎を備える。現在はない4番線に羽後交通雄勝線が発着していた。 横手駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)である[3]。冬季は除雪要員として終日社員が配置されている。自動券売機と話せる指定席券売機が設置されている。 待合室内には売店「NewDays KIOSK」がある。同業態としては東北地方2店舗目の出店で[報道 7]、Suicaの利用が可能である。また、仙台・東京方面(大曲経由・新庄経由いずれも可)への往復のJR切符を購入した乗客が無料で利用できる「こまち駐車場」がある。 駅舎改築に伴い、駅前広場再整備が行われ、旧駅舎があった東口にはタクシー乗降場等を備えたロータリーと一般車用駐車場が、新設された西口にも普通車乗降可能な小規模ロータリーが整備された。 のりば
利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は534人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺以前は湯沢・雄勝エリアの商業中心地であったが、現在の駅周辺は著しく衰退している。サンロード・柳町(以前は大丈があった)などの商店街はシャッター通りと化し、駅前の繁栄の象徴の1つだった、ユザワプラザのジャスコは2005年(平成17年)2月に閉店した。現在は大仙市に本店を置く「有限会社中央市場」が運営するスーパー、ビフレが営業している。 現在の商業施設の中心が国道398号沿い(湯沢インターチェンジ周辺)、新たにできたイオンSCなどの郊外店に代わられている中、今も国道13号沿いではいくつかの商業店舗が営業を続けている。 また、湯沢市では2020年度(令和2年度)- 2030年度(令和12年度)にかけて、湯沢市が管理する公共施設移転集約をした上で、複合施設を整備する計画が考案されている[新聞 9]。 なお、市役所や公園等の公共施設も徒歩10 - 15分ほどの所にある。 バス路線羽後交通がほとんどの路線を運行。「湯沢駅前」と「湯沢駅前角」(国道13号沿い)の2つの停留所があり、系統によって通過する停留所が異なる。また、やや駅から離れた羽後交通湯沢営業所では中距離を含む大半の路線が発着する。
エピソード以前は寝台特急や特急の停車駅で、主要駅1つであった。現在も市と沿線自治体が中心となって山形新幹線延伸運動を続けている。 また、自動券売機「もしもし券売機Kaeruくん」導入に伴う当駅のみどりの窓口廃止に際し、鈴木俊夫湯沢市長(当時)がJR東日本に対して「湯沢駅の無人化につながりかねない」とし、みどりの窓口を廃止しないよう要請を行った。その成果として、「みどりの窓口」名称と窓口スペースは存続することになった。それに関連し、夜間駅員不在となるため、防犯上の問題を危惧した地元の住民ボランティアによるパトロール活動が行われており、深夜時間帯に駅に滞在する学生利用客指導に当たっている。 週末パス(旧:土・日きっぷ)利用可能エリア最北端の駅、かつ秋田県内唯一の発売駅である。 隣の駅かつて存在した路線
脚注記事本文注釈出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目外部リンク
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