片桐 和子(かたぎり かずこ、1943年6月22日 - )は、日本の童謡歌手。東京都千代田区出身。血液型はB型。6人姉弟の四女(姉3人、弟2人)。作詞家・訳詞家である片桐和子とは別人。
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業後、NHKの幼児向け教育番組、おかあさんといっしょ(当時はうたのえほん)6代目うたのおねえさんを1967年4月 - 1970年3月までの3年間務めた。
人物
東京芸術大学音楽学部声楽科では岡部多喜子、ロドルフォ・リッチに師事。イタリアオペラ、イタリア歌曲を学ぶ[1]。
1967年、瀬端優美子とともにオーディションに合格。しかし、その当時、5代中川順子が番組に出演中であったため、片桐が先にうたのおねえさんを務めることになった。愛称は「カコちゃん」。現在はカルチャースクールで声楽の指導などに当たっている。
1998年現在、NHK学園講座で、「歌いましょう!わが心の歌」の講師、東京ガス銀座ポケットパーク音楽教室「世界の叙情歌を集めて」の講師を務めている[1]。
1989年春に行われた番組30周年記念コンサート『おかあさんといっしょ30周年記念ファミリーコンサート おかあさんといっしょ30年』には、歴代のうたのおねえさんの一人として出演している。
ピアニストの種村久美子とともにランチクリスマスコンサートを行っている。
70歳で本格的に終活を始めた。
CD
1997年12月に、『わが心の歌をあなたに』をリリース[1]
脚注
関連項目
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初代:真理ヨシコ(1961年4月3日 - 1962年9月22日)2代目:中野慶子(1961年4月10日 - 1964年10月3日) 3代目:竹前文子(1962年10月1日 - 1964年4月4日)4代目:水谷玲子(1964年4月13日 - 1967年3月25日) 5代目:中川順子(1964年10月12日 - 1967年7月31日)6代目:片桐和子(1967年4月3日 - 1970年3月11日) 7代目:瀬端優美子(1967年8月1日 - 1970年4月4日)8代目:斉藤昌子(1970年4月6日 - 1972年3月31日) 9代目:森晴美(1970年4月7日 - 1971年10月30日)10代目:小鳩くるみ(1972年4月3日 - 1974年3月29日) 11代目:斉藤伸子(1974年4月1日 - 1979年3月16日)12代目:松熊由紀(1974年4月1日 - 1979年3月16日) 13代目:奈々瀬ひとみ(1979年4月2日 - 1981年4月3日)14代目:しゅうさえこ(1981年4月6日 - 1983年4月2日) 15代目:森みゆき(1983年4月4日 - 1987年4月4日)16代目:神崎ゆう子(1987年4月6日 - 1993年4月5日) 17代目:茂森あゆみ(1993年4月5日 - 1999年4月3日)18代目:つのだりょうこ(1999年4月5日 - 2003年4月5日) 19代目:はいだしょうこ(2003年4月7日 - 2008年3月28日)20代目:三谷たくみ(2008年3月31日 - 2016年4月2日) 21代目:小野あつこ(2016年4月4日 - 2022年4月2日)22代目:ながたまや(2022年4月4日 - )
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