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甘木鉄道AR400形気動車(あまぎてつどうAR400がたきどうしゃ)は、甘木鉄道の気動車である。
概要
2001年(平成13年)、日本宝くじ協会の助成金を受け富士重工業にてAR401の1両が製造されたイベント用車両で、車体に「宝くじ号」の標記があり、塗装変更前は「卑弥呼号」の車両愛称があった[1]。
AR300形AR301と同時に製造された。車体構造、エンジンなどの基本構造はAR300形に準じるが、車体塗装は公募により選ばれた特別色で、青色濃淡地に前面貫通扉を赤紫色とし、側面にイラストを入れた塗装となっていたが、2016年(平成28年)11月に白と黄色を基調にしたデザインに変更された。また、側面窓は端部の2枚を除き着色ガラスの固定窓で、座席は転換クロスシートとなっていたが、のちに転換できないよう固定された。
運用
他車と混用されていたが、近頃は平日の朝の通勤・通学の時間帯に運転される2両編成の列車での運用が主で、日中や土日に運用されることはほとんど無い。
脚注
- ^ 「甘木鉄道に新形式AR-301とAR401が入線」『RAIL FAN』第49巻第2号、鉄道友の会、2002年2月1日、27頁。