『生きがいについて』(いきがいについて)とは、神谷美恵子が執筆し編纂した著書である。
書籍概要
1966年(昭和41年)の初版発行時から現在に至るまで読み継がれている書籍である。「生き甲斐」とは何か、と問う書籍であり、神谷によれば、
「
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いかにも日本語らしいあいまいさと、それゆえの余韻とふくらみがある
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」
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という。
本書の内容はWikipedia内でも人生の意義の一節、神谷美恵子の見解や、英語版であるがMieko KamiyaのOn the meaning of lifeで述べられている。
編集部からの脚注
2004年(平成16年)10月4日に出版されている「神谷美恵子コレクション『生きがいについて』」には、巻末に編集部からの脚注がついている。
本書では
ハンセン病について「らい」という呼称を使用していますが、これは初版刊行当時の通例によるものであり、著者が故人であること、
差別を助長する内容でないことに鑑み、そのままとしています。その他の病名についても現在では不適切とされるものが含まれていますが、同様の理由で当時のままとしました。読者各位のご賢察をお願いいたします。
— みすず書房編集部
メディア
脚注
関連項目