白木 勇(しらき ゆう、1945年2月15日 - )は日本の最高裁判所判事[1]。愛知県出身。
略歴
主な担当事件
東京高裁時代、群馬女子高生誘拐殺人事件の控訴審で高裁第11刑事部の裁判長として被告人に死刑判決(第一審・前橋地裁の無期懲役判決を破棄・自判)を言い渡した[5]。被告人(後に死刑囚)は最高裁判所へ上告しなかったため死刑が確定し[6]、法務省(法務大臣:鳩山邦夫)の死刑執行命令により2008年(平成20年)4月10日に東京拘置所で死刑を執行された[7]。
またオウム真理教元教祖の松本智津夫(麻原彰晃)の裁判で東京高裁が控訴趣意書の提出遅延を理由として控訴棄却を行なったのは不当とする弁護側の異議申し立てに関する審理を裁判長として担当。2006年3月30日に出された異議申し立てを棄却する決定を同年5月29日に下した[8]。
脚注
参考文献