真鏡名ミナ真鏡名ミナ プロフィール 真鏡名 ミナ(まじきな ミナ)はSNK(SNKプレイモア)の対戦型格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズに登場する架空の人物。 概要琉球王国生まれの神女(カミンチュ)(参考:ノロ)。長い白髪と褐色の肌をした少女。そして白い装束を身に纏い、弓を手に取り戦う妖滅師。 生まれつき高い霊力を持っていたため、人々からは畏れられていて常に1人ぼっちだったが、シーサーのチャンプルだけには唯一心を許す。 『サムライスピリッツ零』では、自分の留守中に故郷の村があやかしによって壊滅させられ、そのあやかしを滅するため旅に出る。しかし、エンディングでは闇キ皇の邪気を受けて凶暴化したチャンプルの姿を目にし、チャンプルこそがミナの故郷を滅ぼしたあやかしであったことを悟って、チャンプルを討取るために弓を引く場面で終わる。 『天下一剣客伝』では、強い邪気を感じ取り、滅するために御前試合に参加する。エンディングでは、チャンプルに頼まれて父親の行方を捜している徳川慶寅と会い、父が既に故人となっていたことを知る。父の墓の前に立っている老婆(父親と同じ一族)から、『わしらの言葉でミナは「笑う」って意味なのじゃよ』と語られる。「ミナ」が「笑う」という意味である言語はナコルルらアイヌ民族の使うアイヌ語であり、ミナの父親はアイヌ民族であることが判明した。ミナは父親の思いを知って涙し、チャンプルと共に少しずつ前向きに生きていくというエピローグで締めくくられている。 『SAMURAI SPIRITS(2019)』ではセカンドシーズンDLCの一人目として参戦。右目に包帯を巻いている。『零』のエンディングから続く設定となっており、チャンプルに弓を引いたが、結局は討てなかったという設定。チャンプルの邪気を取り込むことで封印をしているが、そのため全身を巡る邪気によって激痛に苛まれ、以前ほど弓を扱えなくなっている。そのため、戦闘スタイルは弓の両端に取り付けた刃による近接戦闘を取り入れたものとなった。 『Days of Memories 〜大江戸恋愛絵巻〜』でミナの物語は『零』の設定や物語をベースとしているが、『零』で語られなかった「あやかし」の様々な謎や、主人公やナコルルといった第三者の加勢によるもう一つの『零』エンディングのようになっている。また、ナコルルが「ミナ」の意味を語るエピソードがある。 『零』の公式サイトにおけるスタッフ座談会[1]中での発言によると、「サムライスピリッツの正統ヒロインであるナコルルへの挑戦」を意識した結果、ナコルルと対比される点(出身地、服装など外見設定、戦法の違い)が盛り込まれたという。 性格は『零』のディレクターの趣味によるものが大きく、前述のスタッフ座談会では『ミナのような子に「近寄らないで」と言われたら最高』という主旨のことを述べている[1]。 チャンプルチャンプル プロフィール ミナの唯一の友達であるシーサー。青い頭巾とパンツを身に着けた二頭身のぬいぐるみのような容姿と、甲高い声を持つ。幼い子供のような足取りで二足歩行するなど、外見はあまりシーサー(獅子)らしくはないが、『零』のエンディングでは一般的なシーサーに近い、四足歩行の巨大な獣の姿を見せている。 ミナの戦闘中にも姿を見せるが、他の動物キャラクターのように攻撃などはしない(なお、ミナが負けると1回目では呆然し、2回目では泣き出してしまう)。家庭用『天下一剣客伝』のEXミナのみ攻撃補助が可能。 家庭用『天下一剣客伝』では、単独の操作キャラクターとしても参戦する。単独版が使う奥義(武器飛ばし必殺技)では恐ろしい一面を見せる。エンディングでは、3匹の同族が登場。ミナはチャンプルに仲間と共に生きるようにと別れを告げるが、チャンプルはミナと共に生きる道を選ぶ。エピローグでは、ミナとチャンプルがその後もずっと友達として日々を送ったことが語られている。 ミナの故郷を滅ぼしたあやかしの正体であった『零』とは対照的に、『天下一剣客伝』ではそのような展開はなく、最後までミナの友達として描かれる。 PlayStation 2版の『零』と『天下一剣客伝』のセーブデータアイコンはチャンプルになっている。 ゲーム上の特徴弓を使うという関係から、通常技の攻撃はほとんどが矢を放つ飛び道具という掟破り的な性能となっており、対戦相手(妖怪腐れ外道など)によってはほぼ完全に動きを封じることもできる。その一方で極端に打たれ弱く、『零』では怒り中の覇王丸の遠距離立ち大斬りで即死する、といったこともある。なお、この点は『零SPECIAL』『天下一剣客伝』と段階を踏んで改められた。 技の解説ミナの技ミナの必殺技
ミナの武器飛ばし技、絶命奥義、秘奥義
チャンプルの技チャンプルはパピィなどの他の動物キャラクターとは違い、オリジナルの技で戦う。 チャンプルの必殺技
チャンプルの武器飛ばし技
登場作品
キャストミナ
チャンプル関連人物脚注
関連項目
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