真電荷(しんでんか、英: true 〔electric〕 charge[1])あるいは自由電荷(じゆうでんか、英: free electric charge[1])とは、真空中に取り出せる電荷である。真電荷は、全電荷 (total charge) から束縛電荷(bound charge、分極電荷)を引いたものであり、真電荷の体積密度は電束密度の発散に等しい(ガウスの法則)。
例えば、コンデンサなどの誘電体に電荷を発生させた場合に、誘電体に隣接している導体側に発生する電荷が真電荷であり、これに対して、誘電体側に発生する電荷を分極電荷という。
脚注
関連項目