分極電荷(ぶんきょくでんか、英語: polarization charge)、または束縛電荷(そくばくでんか、bound charge)とは、物質内に束縛された電荷であり、自由電荷、または真電荷に対して用いられる概念である。
誘電体の内部に生じる分極電荷による体積密度(分極電荷密度)は
ρ ρ --> bd = − − --> div --> P {\displaystyle \rho _{\text{bd}}=-\operatorname {div} {\boldsymbol {P}}}
で与えられ、分極電荷による電流密度(分極電流密度)は
j bd = ∂ ∂ --> P ∂ ∂ --> t {\displaystyle {\boldsymbol {j}}_{\text{bd}}={\frac {\partial {\boldsymbol {P}}}{\partial t}}}
で与えられる。この定義から明らかに保存則(連続の方程式)
∂ ∂ --> ρ ρ --> bd ∂ ∂ --> t + div --> j bd = 0 {\displaystyle {\frac {\partial \rho _{\text{bd}}}{\partial t}}+\operatorname {div} {\boldsymbol {j}}_{\text{bd}}=0}
が成り立つ。
誘電体の表面に生じる分極電荷による面積密度は
σ σ --> bd = n ⋅ ⋅ --> P {\displaystyle \sigma _{\text{bd}}={\boldsymbol {n}}\cdot {\boldsymbol {P}}}
で与えられる。
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